団結は強し!

ガソリンが不足している。我が家は車がないので、深刻ではないが、このニュースを聞くたび、イギリスのあの事件を思い出す。

あれは、2000年の秋。ブレア政権の時。

とにかく、数週間ごとにガソリンの値が上がった。
ガソリン自体の値上がりかと思ったら、どころがどっこい。
蓋を開けて見れば、税金の上乗せであった。

怒った国民は、究極の手段で抗議をした。
ガソリンを積んだタンクローリーが出れないように港を封鎖してしまった。

すると、どうなるか。

世間は究極のガソリン不足へ突入。

ガソリンが運ばれなければ、ガソリンスタンドは閉鎖。
運送業はあがったりで、配送全般に影響。当然、スーパーは品不足。
人々はスーパーに、ロングライフのミルクやパン、粉類を買いに走り、棚は奇麗にすっからかん。そして、サバイバル生活へ突入。
当然、交通量は少なくなり、走っている車は、超スロー運転。アクセルを沢山踏むと、ガソリンを使うから、高速ですら、40キロ運転。


もちろん、一番に困るのは国民だけど、車は生活の足。ガソリンの値は、家計に直影響するから、これ以上政府の好き勝手にはさせられない。

何週間続いたかは覚えていないが、かなり長かった。


それでも、「ホント、大変よね」とは言っても、「やめて」とはだれも言わない。
完全に、政府と国民の我慢比べである。

ガソリンの値を下げるために、イギリス国民がこんなに団結するとは、
はっきり言って、驚きだった。

やるじゃん、イギリス人!

結果、経済にも影響が出、政府が折れ、ガソリンの値が下がり、国民の勝利となった。

はたして。

こんな事、日本人にできるんだろうか?

また地震が起きるかもしれない、と被災地そっちのけで、買いだめに走り、日々の生活を自ら圧迫しているなんて、なんだか情けない。でも、仕方がなかった気もする。こんな大規模災害、みんな初めての事だもの。

とはいえ、世界で絶賛されるほどの、日本人の落ち着いた対応。
うーん、果たしてそうなのか?との疑問はあるにせよ、被災から1週間、道路状況も改善されてきている。

これからが、日本人の本領の見せどころ!
ちょっとや、そっとじゃ、へこたれない!

がんばれ、ニッポン!!
[PR]
by suzume-no-oyado | 2011-03-17 16:04 | 暮らし | Comments(2)
Commented by さとみーな at 2011-03-17 18:41 x
イギリスのガソリン恐慌、知りませんでした。
(2000年は、イタリアに移住した年で、ニュースなんて無縁だったから・苦笑)

一人ひとりが言っても、政府には伝わらないってコトですね。
うんうん。
こうやって、国民みんなが団結すると、政府を変えるコトができるってコト・・・・日本人には欠けている気がするなぁ~。
国民同士は、自治体単位では団結しているのに・・・・。
日本人は「デモ」も少ないですよね。
「怒り」の団結は苦手なのかも・・・?

買占めのニュースは読みました。
被災地で、小さな子供たちの餓死のニュースを見たんだけど・・・どうか、被災地を優先してほしいです。
地震・津波・放射能問題・雪・・・・・・+食糧不足とは、あまりにも酷すぎます。
Commented by suzume-no-oyado at 2011-03-18 09:18
さとみーなさん、1週間目にして、ようやく動きが見えてきた気がしてます。

「怒りの団結」は苦手でも、「悲しみへの団結」は、けっこう悪くない気がしてます。

それより、寄付金詐欺が勃発してます。どんなときでも、湧いてくるんですね、悪い奴らは。こんな奴ら、津波で木にひとり取り残されたら、人生観変わるんじゃないんでしょうかねー。
<< 節電に思う事 暖かな心を運ぶイラスト >>