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11月のお教室

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11月のレッスンが始りました。

今月は、カクテル・パーティー・メニューです。またの名を、首絞めメニュー。

アフタヌーンティーの時に懲りたはずなのに、またやってしましました。
あれも外せない、これもやりたい、とメニューを組んでいった結果がこれです。
いくらなんでも多すぎました〈涙

ウェルカム・ドリンク用のベイクドは、黒ゴマのプチ・ビスケット。(写真は後ほど)
コーニッシュ・パイで余ったパイ生地を再利用。生地自体に砂糖が入っていないので、上からかけた砂糖だけの甘さ。ほんのり甘い、罪のないお菓子です。

今回は黒ゴマ砂糖でしたが、チーズや黒コショウ等でアレンジすれば、ちょっとしたおつまみになる便利な生地です。


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まずは、手でつまめるbites バイツのオンパレードから。

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真中にあるのが、グジェール。チーズ味のシューです。いつもは、これをケースに使い、いろいろとアレンジをしてますが、今回は、正当に、焼き立てあつあつを食べてもらいました。

右上のロールケーキのようなものが、アスパラのルラード。
スフレ生地を使い、クリームチーズドアスパラを巻いてあります。

その下にあるのが、サーディンのクロスティーニ。
オイルサーディンをガーリックでこんがりと焼き、トマトのコンフィをのせたもの。ディジョンマスタードが味をひきしめてくれてます。

左にあるのが、オーシャン・スティック。ホタテとスモークサーモンを黒ゴマ、ゴマ油で味付け。パリのヴィトンの本店でのカクテルパーティーで、イケメンのお兄さんにサーブされたおつまみのパクリです。あの時は、倍美味しかった~❤

左上は、トマトのブルスケッタ。オリーブオイルとオレガノを効かせました。

一番下の白いのは、クリスタル・ジンジャー・サンド。サンドしてませんが、サンドと呼んでます。
ぷっくりとしたクリスタル・ジンジャーを細かくして、ホイップクリームの上にのせました。イギリスのおばさまから教えていただいたもの。かなりのお気に入りです。

オレンジのカクテルは、buck`s fizz バックス・フィズ。日本では、のちにパリで流行ったミモーサの方が有名ですが、オリジナルはイギリスのほうが少し早いんです。

ウェディングの時に飲むカクテルの定番。このふたつのカクテル。実は、微妙に割合が違います。バックス・フィズは、シャンパンとオレンジジュースの割合が2:1。ミモーサは、1:1で少し軽めです。

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いろいろ摘まんで、とりあえずお腹が満たされたところで、ど~んと温かい一品を出しましょう。
下ごしらえに火を使わず、ショート・パスティー(甘くない生地)をかぶせて、オーブンで焼いたコーニッシュ・パイ。オリジナルは、コーニッシュ・パスティー。本来は、15cmくらいの餃子の親玉のようなパイで、サンドイッチのような軽食。お肉屋さんやパイ屋さん、スーパーとイギリスのどこでも売っている、とってもポピュラーなものです。好きすぎて、メイン料理にしてしまいました。
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そして、最後にデザートです。本日は、ティラミス。イタリアの友人からのレシピです。
こんなに有名なティラミスですが、レシピによってけっこう味が違います。
友人曰く、イタリアのレストランでは、ぜったい食べないと。家庭のレシピはシンプルですが、レストランだと、変にお酒がきつ過ぎたり、べちょべちょだったりで、もうひとつなのが多いそうです。という私も外では食べません。
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今回、ティラミスの試作に、北海道産のマスカルポーネを使ってみましたが、イタリアのとの余りの差に、かなりがっがり。味、ねっとり感がまだまだです。本番では、やっぱりイタリア産のマスカルポーネを使用しました。


最後の最後に、生徒さんのFさんからいただいたドライフルーツの羊羹を、ほんの少し。
wagashi asobi のこの羊羹は、黒糖、ラム酒、いちじく、イチゴ、くるみが入っていて、和菓子と洋菓子のみごとなコラボになってます。Fさん、みんな感激してます。ありがとうございました!


時間勝負のレッスンで、皆様、本当にお疲れ様でした。
あと2回。残りのレッスンも楽しみましょう!
by suzume-no-oyado | 2011-11-13 23:10 | お教室
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