「ほっ」と。キャンペーン

シカゴ 物乞い事情

私の子供時代には、人の集まる道や地下道に物乞いがいたものだけど、最近は取り締まりが厳しいのか、あまり見かけなくなった気がする。

あの時代に見たのは、負傷兵の物乞い。汚いし、しかも足が無かったりして、今から思えば気の毒な気がするが、子供の私には、とっても怖くて、いつも足早に通り抜けていたっけ。

さて、ここシカゴのお話。どうも、物乞い同志のテリトリーがあるようで、ある時、3人くらいでシェアしているセブンイレブンの前の場所を、よそ者が勝手に座ったことから大騒ぎ。3人対ひとりで、すごい言い争いが。よっぽど、美味しい場所なんだろう。

アパートの近くは、観光名所の一つのピザ屋が近いので、路上駐車が多い。彼の前で駐車をしようとしている車があると、丁寧に指示をしてあげている。余計な御世話な人もいそうだけど、縦列駐車のへたっピーには、ありがたい気がする。どうも、それをしてチップを貰っているらしい。ふぅん。これも生きる術なんですね。

その彼はもちろん、いつも行くスーパーの前とか、同じ人がいるので、いやでも顔見知りになってしまう。日本の物乞いと違って、やけにフレンドリーというか、ずうずうしい、こちらの方々。通りがかりの人には、ほとんど声をかける。

昔から挨拶魔なので、挨拶されると、つい反応してしまうのは、この場合困りもの。

「ハロー」や「ギブ ミー チェンジ」くらいなら、聞かなかったふりが出来るのだけど、「ナイス ブーツ!」とか「ナイス コート」とか、褒められると、つい笑顔で「サンキュー」と答えたくなってしまう。反応して、どうする!と自分で突っ込みながら、いつも通り過ぎるのですが。

いかにも健康な物乞いもいるけれど、車いすの人もたまに見かける。

先日、交差点で信号待ちをしていたら、反対側を渡っている車いすの物乞いになんか違和感が。何気に見ていたら、ハタ!と気がついた。

横断歩道から歩道に上がる、少し傾斜のあるところで、彼、足で思いっきり地面を蹴って、車いすを動かしているじゃないですか。

渡り終えて、歩道に上がっても、ずっと足で椅子を動かしているし。手で押すより、ずっとハードに見えるんですがね。

う~ん。確かに、足の悪い人だけが、車いすじゃないとは思うのですが。
これって、新種のエクソサイズ?

どちらにしても、なんか嘘っぽい物乞いでした。
[PR]
by suzume-no-oyado | 2014-05-07 01:09 | 暮らし | Comments(0)
<< ひとりランチ トマト・マカロニ・チーズ >>