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ドンマイ

『ドンマイ』が、英語の don't mind の事だって分かったのはいつの事だったろう。
同じ意味で使っていても、私は完全に日本語だと信じていたっけ。

普通、失敗した相手に、「気にしない」って、元気付ける言葉だと私は思ってた。

これがね。違うんですよ。使い方が。
誰って?

イギリス人っ!

イギリスに住み始めて、丁度慣れて来た頃。
じゃ、そろそろ何かやりたいな、と。

近所のテニスクラブに入った。
スポーツなら多少言葉が出来なくたって構わないし。

働いている人が多いので、夜のクラブが多い。
入ったテニスクラブも夜。
でも、私は昼にやりたいってんで、相手を探した。

カレッジに通う女の子ケイティーと、ある日の午後、お約束。

そういや、この学生の彼女に、「ね、シザー(はさみ)の綴りってなんだっけ?」
と、聞いたことがあった。
そしたら、「ごめん。よく知らないの。」って。
先生をしている友人から聞いてはいたが、イギリスの文盲率が高いって本当なんだ。

プレーを始めて。、数十分。
彼女がホームランを打ってしまい、ボールは柵の外へ。

当然彼女が探しに行く。
が、見つからない。   で、私もヘルプ。
やっぱり見つからない。
そしたら、彼女が言った。

「ネバーマインド!」

って君―!  それ、私のボールなんけすけどねーー!
しかも、ナクシタのは「あ・な・た」でしょうが。

気にしてよっっ!

気にしなくちゃいけない奴が気にしない。
そりゃないよね。

夫もぼやいてた。
イギリス人の部下が失敗した後、「気にしない、気にしない。」って。
バカいってんじゃねーって、横っ面張り倒したくなったって。

そうか。
自分の失敗を棚に上げるときにも使えるんだね、この言葉は。
よしよし,覚えとこう。
言われるのは嫌だけど、機会があったら言ってやろう。
チョットはスッとするかな。

そう言えば、そういう言葉が、もうひとつあった。
贈り物をあげた時、彼らが良く使う言葉。
 
"You should't do that"  「そんな事しなくったっていいのにー。」

日本語のニュアンスだと「お気使いなく」って言うのがピッタリはまるかな。
でも、この言葉を言われると、喜んで貰おうとした気持ちが、いつもそがれてしまう。
そういう意味じゃないって分かってはいても、言われる度、
余計なことしなくっていいのにって、聞こえちゃうんだよね。
嬉しいなら嬉しいって、直接言って貰った方がこっちも嬉しいのに。

嫌いな言葉。

ある日、友人が思いもかけないプレゼントをくれた。

" You shoud't do that."

あらっ、口から出ちゃった、この言葉。
あ~、私ともあろうものが、、、。

へへ、、、、ネバー・マインド!
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by suzume-no-oyado | 2006-06-20 13:28 | 暮らし | Comments(0)
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