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Happy New Year!!

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新年明けましておめでとうございます。

クリスマス前から、次女の友達が遊びに来て、しかも同じ日に夫がミラノから戻り、数日後に今度は長女がロンドンから戻ってきた。
そんなこんなで、毎日バタバタと過ぎてしまった。

そんな私を癒してくれたのは、夫とふたりの久々の里帰り。
日本ではなく、イギリスである。

連日、寒いながらも好天気のパリを後にして、私達を待っていたのは、嵐のような悪天候。
パリとイギリス。 天気の悪さは言わずもがな。
不思議な事にイギリスに里帰りするたびに雨で、「わたしって雨女?」と思うほど。

12月29日から31日までの2泊3日。
空港から電車を乗り継いでいったら、1時間30分以上かかってしまうので、今回はそこからレンタカー。快適である。
30分ちょっとで目的地に到着。

BROCKENCOTE HALL
Chaddesley corbett, Nr. Kidderminster, Worcestershiere
Tel: 01562 777876

20年らいの友人の経営しているホテル・アンド・レストラン。
昔の伯爵邸をホテルに改造。
のどかなカントリー・サイドにあり、そこを拠点に世界初のアイアン・ブリッジやシェークスピアの里ストラットフォード・アポン・エイボン、コッツウォルド(北部)にも行ける。
私の一番のお勧めは、モルバンヒル。
そこから眺める田園風景は、very English! これぞ、まさしくイギリスって感じ。
かの作曲家エルガーがこよなく愛した風景である。
春先には、温室の目の前のフィールドに羊の親子の遊ぶ姿をみて、
「今晩ラムにする?」なんて無慈悲な事を言ってたっけ。
温かなおもてなしで、気持ちのいいホテルである。
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奥様がイギリス人でご主人がフランス人。
実はこのホテル・レストラン、私がイギリスに来た年にオープンした。
当時のヘッド・シェフが私の最初のイギリスでのお友達。
だから、キッチンに出入りしてたり、新しいメニューを試食させて貰ったり、けっこう美味しい思いをさせてもらった。
新鮮なお魚も市場で買い付けてもらい、しかも、さばいて貰うという甘やかされ様。

だけど、そんな日々は長くは続かない。
彼は、ベルギーの国境近くの某有名ホテルからヘッド・ハンティングされ、お別れ。

しかし、捨てる神あらば、拾う神あり。

ホテルのオーナー夫妻が、魚の買い付けをオファーしてくれた。
魚のみならず、美味しいパンも分けてくれたりした。
ああ、ありがたい。

オーナーの奥様とは、ひとつ違い。
彼女は男の子ふたりで、私は女の子ふたり。
年齢も近く、何かと共通点が多かった。
彼女の長男とうちの次女は同じナーサリー(保育園)に通ってたし。
そういや、次女はそこで、迎えに来た彼のお父さんに「ダディー」って
しがみついた事があったっけ。
何を血迷ったのか。あなたのダディーはバリバリの日本人だって。

イギリスを離れても、帰るところはいつもそこ。 だったのに、、、。

突然の連絡を受けたのは、去年の夏。
ホテルを手放すかもしれない、と。
だから、年内に遊びに来て、と。

で、会いに行ったわけ。

そうしたら、ホテルは数年は大丈夫だっていうじゃない。
よかった~。

聞くと、ホテル業って本当に大変。
家族との時間なんて、ほとんどない。
子供達とまともに顔を合わせるなんて、週に1日あるかないかなのよって。
年頃の息子達を持っている母親としては、子供と正面から向き合いたくなったらしい。
ハードな人生を選んじゃったわって。

手紙をくれた夏に、その気持ちがピークに達した彼女。
思いつめちゃったのね。
あれから、数ヶ月。 
少し落ち着いてきて、もう少しやってみる気になったのだと。

あんな背筋の伸びた彼女でさえ、へこむときはあるんだね。
こういっちゃ何だが、あんなスーパーウーマンですらへこんだりするのだから、私がへこむは当り前、なんて思ってしまう。
おいおい、レベルが違うのよって自分をいさめてみるが、妙な納得と安心感。

難しい年頃の子供を持つ親同士、来年もがんばろうねって別れてきた大晦日の日。

今年は、別れと出会いの年になるだろう。
淋しくもあり、楽しみでもあり。

三輪あきひろも言っていた。「人生は正と負の法則」があると。

お勉強嫌いの私が怠けに怠けた学生時代。
楽な方、楽な方に流れていたっけ。
そんな私が必死に勉強したイギリス時代。
どこかで必ずつけがまわるって痛感した。

来年は年女だし。 いい年女になれるよう、ちょっぴり張り切ろう。
今年も宜しくお願い致します。
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by suzume-no-oyado | 2007-01-02 08:39 | 暮らし | Comments(16)
Commented by ポポ手 at 2007-01-02 11:17 x
あけましておめでとうございます。
新年早々またいい話を読めて良かった! 洋の東西を問わず、誰でもへこんで、投げ出したい!と思う時はあるものなのですね。でもお宿さんの行動力というか、前向きさは凄いなと思う。
2007年が皆にとって良い年でありますように。
今年もよろしくお願いします!
Commented by soleiljap at 2007-01-02 14:20
与えられた環境をどう切り開いていくか、正面からぶつかってこそ、つけのない幸せな未来がまってるのかもね。
年頃の子の悩みはきっと世界共通だとおもいます。親が成長させてもらってるのかも。思春期まっさかり、時には大きな爆弾かもですが、いつか大空に広がる大輪の花火なのです。2007年、素晴らしい年になりますように。
今年もどうぞ宜しくおねがいします!!
Commented by kagatas-table at 2007-01-02 16:08
あけましておめでとうございます。
うわ~ 素敵なホテル!この場所がすずめさんがイギリス好きな理由のひとつなのかな?素敵な出会いだったのですね。うらやましい!
私も今年はちょっと勉強してみようかなって思ってます。
ミラノにいらっしゃるすずめさんがパリを離れる前にぜひうかがわせてください。とい型買いにいかなくちゃ!
三輪あきひろ・・・ 私、最近オーラの泉みたんです!初めて!すごい感動しちゃった。(堀ちえみがゲストだったときの)
今年もすずめさんのブログ楽しみにしてます。よろしくお願いします♪
Commented by suzume-no-oyado at 2007-01-02 19:18
ポポ手さん、明けましておめでとうございます。
そうですよね。みんな何かを抱えながら生きていってるんです。
本当に人間単純に出来ていて、頑張ってる人を見ると、こうしちゃいられないって気になるものです。
今年も宜しくお願い致します。
Commented by suzume-no-oyado at 2007-01-02 19:52
ソレイユさん、おめでとうございます。
悪い事を考えたらきりがないので、今くすぶっているのは、爆弾ではなく花火だと思う事にして楽しみにします。ああ、でもその前に導線を切ってしまいそう、、。
どうぞ今年も宜しくお願いします。
Commented by suzume-no-oyado at 2007-01-02 20:06
kagatasuさん、おめでとうございます。
このホテル、地元ではポッシュなホテルで通ってます。ステキですよ。
車がないと辛いロケーションですが、車でいかれるなら、色々観光もできます。小さなお子様から大人まで楽しめるCadburry World(チョコレート・ミュージアム)もありますし。世界初のチョコレート・ドリンクは、チリやらマスタードやら入っていてとってもスパイシーな大人のドリンクでした。

今月は半ばから後半にかけて忙しいので、そこを外していただければいつでもどうぞ。そうそ、2月22日に1年(以上)ぶりに千葉先生のプロ・レッスンを予定しております。もし、都合が付けば、それに向けて来て頂いてもOKです。
今年もブログ共々宜しくお願い致します。
Commented by kish-paris at 2007-01-03 00:49
日本から明けましておめでとうございます。
これが以前からうかがっていたイギリスの素敵な田舎なのね。すずめさんが16年住めたのもこの自然があったからかもなんて思っています。

ごめんなさいね。さっきやっとわたしのブログにリンクできました。数ヶ月間やり方がわからず(他のブログはなぜか勝手にできてしまっていた)つい1時間前ソレイユさんにやり方教えてもらったの。

今年もわれら思春期チルドレンに悩まされるのでしょうがお互い励まし合いながらがんばって乗り切りましょう。
Commented by binnette at 2007-01-03 01:43
新しい年を迎え,皆様のご多幸をお祈り申し上げます。

ロゴの写真を変えられたのですね。とっても美しくて,おいしそう!
こんな素敵なケーキを作られる方だからこそ,イギリスでの初めてのお友だちがシェフだったりするのだわ,と1人で納得してしまいました。
ホテルも夢見心地にしてくれそうで,素敵♡
できるものなら行ってみたいです,1人で(笑)

Commented by mina-milano at 2007-01-03 05:18
明けましておめでとうございます!
イギリスに行って(帰って?)いたのですね。
ホテル、本当に素敵です!一度、こういうお姫様?なホテルに
泊まってみたいものです。
人生は正と負の法則がある、か。きっと今年は今まで目を瞑っていた
ものを乗り越えていかないとな~、となんとなく感じています。
がんばらないと、ですね。今年はのんびりしたので!
今年がsuzumeさんにとって良い一年となりますように!
Commented by suzume-no-oyado at 2007-01-03 06:07
kishさん、明けましておめでとうございます。
数年ぶりのおせちを食べて、もっと美味しいおせちをと欲が出てきました。
去年ソレイユさん直伝のだてまきを頂いていたので、そんじょそこらの伊達巻に満足できなくなってしまいました。どうしてくれましょう。
帰ってきたら、またごちそうしてくださいませね。
今年はお互い出口が見えてくることを願って精進いたしましょう。
早く帰ってきてね。
Commented by suzume-no-oyado at 2007-01-03 06:20
binnnetteさん、おめでとうございます。本年も宜しくお願い致します。

今から考えると、このときの出会いも自分に用意されていたのかもしれない、なんて思っています。決定的だったのはパリで千葉先生に出会ったこと。知らないうちに導いてくれる人たちに出会っているものですね。

以前、このホテルに自家用ヘリで来られたお客様がいらっしゃって、「ヘリがくるから見においで」の連絡でのこのこ見てきたことがありました。
「お金持ちっているんだね~」なんてのんきに眺めていました。
Commented by suzume-no-oyado at 2007-01-03 06:35
minaさん、今年も宜しくお願い致します。
ぜひ彼と行ってみて下さい。ロマンティックですよ。
目の前のフィールドには「このー木何の木気になる木」もどきの木があって、なんか命の洗濯って感じです。
今回何が一番美味しかったって、イギリスのソーセージ。プクプクに太っていて美味しいんです。
思わず夕飯にも「イングリッシュ・ブレックファースト」頼みたくなってしまうほど好きでした。
でも、そんなことしたらシェフに殴られますよね~。
今年はミナさんの美声を聞けるのを楽しみにしてますね。
Commented by まふぃん at 2007-01-03 21:18 x
suzumeさん、新年おめでとうございます♪
素敵なホテルですね!
大人になってからのイギリスは一人旅ばかりなので、マナーハウスとかポッシュなお宿に泊まったことがないんです。
人との出会いは、偶然ではなく必然だと思う今日この頃です。

そうそう、年女でいらっしゃる?・・・ということは私と同級生ですね^^
私は3月生まれのねずみ年だから(同じ年頃のお嬢さんがいらっしゃるので、一回り下ってことはないですよね?(^▽^;))

きっと素敵な年になりますよ♪
今年も宜しくお願いいたします♪
Commented by studiopinot at 2007-01-03 23:22
明けましておめでとうございます。
とても素敵なホテルへお里帰りをされたのですね。
きっと、くつろいだ時間だった事でしょう。
suzumeさんご家族の皆様にとって、よき年になりますように。
Commented by suzume-no-oyado at 2007-01-04 07:09
まふぃんさん、明けましておめでとうございます。
3月生まれと言う事は、学年はひとつ上でいらっしゃるのですね。
そ、そんな。一回りしたって事はありえません。それじゃ「14才の母」ならぬ「18才の母」になってしまいます。ありといえばありですが、私のタイプではありません。

最近、とてもいい出会いをしてるせいか、大切にしたいと思う今日この頃です。

今年も宜しくお願い致します。
Commented by suzume-no-oyado at 2007-01-04 07:15
pinotさん、明けましておめでとうございます。
ブログには伺ったのですが、ご挨拶なしでした。

ホテルがなくなるって言うので慌てて行ったのですが、幸か不幸かまだ大丈夫と言う事で、安心してかえってまいりました。
が、、、。「私たちなんでイギリスに行ったのかしらね?」とふっと疑問を感じてしまいました。ま、楽しんできたのだから、別にいいんですけど。
今年もブログ楽しみにしております。
来年はいよいよ日本の住居ができます。同じ市民になりますので、宜しくお願い致します。
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