いい関係

カットとヘアダイをしに美容院に行ってきた。
特にヘアダイは少なくとも3ヶ月に一度は必要な私。
かなり若い頃から前髪の白髪が目立ち始め、今ではすっかりオババ状態。
いっそのこと真っ白にしてしまおうか、と。
でも、似合う顔なら良いが、やっぱりアンバランス。諦めた。

以前、面倒くさいのでほっておいたら、毎日管理人さんに会うたび「疲れてますねー」と声をかけられる。お肌艶艶な気分上々の時にさえ言われてしまい、その原因にハタと気がついた。
そう、髪の色。 白髪どっぷりになって来るとくたびれて見えるんだ。
それ以来、ちょっと気にかけるようになった。

日本のヘアダイは市販でも、白髪がきちんと染められるが、こちらのは、2週間もすると取れてしまうお粗末なもの。
なので、美容院のお世話になっている。仕上がりが全然違うのだもの。

で、いつものお店でいつもの美容師さんにしていただいたのだが、かなり派手に仕上がった。

以前も、軽く前髪にハイライトを入れてもらったのが、一部金髪になってしまった事があった。あれ以来、多少の髪の明るさには慣れてしまっていたのだが。

そんな私でも今回は、ビビッた。
仕上がってみたら、まるで前髪が「ヒカルの碁」のヒカル。
前髪全部と言っていい程、色が違う。こりゃ、かなりの勘違いおばさん。
どうしよう、、、。で、思い切って染め直しをお願いする。
快く承諾してくださった美容師さん。
やり直し直後は、黒く見えた前髪も、乾かしてみたら、やっぱりまだそこだけ浮いてる。

さすがに、これ以上クレームをつけることも出来ないし、したくないしで諦め。
美容師さんは、「お時間のあるときに、やり直します」と言ってくださった。
でも、まぁ、すぐに日本に帰る予定もないので、楽しむ事に決定。
違う自分もたまには良いかも。

誰でも、髪の失敗談はひとつやふたつはあるだろう。

初めて髪で泣いたのは、小6の時。
クリクリのショート・マッシュルームにされてしまったが、本人「悪くないかも」と思って家に帰ったら、母から「何その頭ー!」と言われ、夕飯も食べずに部屋にこもって泣いた。

必ずと言っていい程、「こんなはずでは、、、」と思ったのは、
芸能人の写真を見せて、「こんな感じに」と頼んだ時。
髪型も似ても似つかなかったけれど、一番似ても似つかないのは自分の顔だってことに早く気がつくべきだった。

何より難しかったのは、イギリスでのこと。
まず、パーマ。

髪の質が、欧米人と日本人とでは全然違うらしい。
あんなヘロヘロな髪をしているのに、パーマは日本人よりかかりにくいそうだ。
なので、日本より強い液を使っている。
それなのに、かかりにくそうと思い込んでいる黒髪により時間をかける。
で、出来上がりは、たいていチリチリ爆発頭。
弱くして貰えば貰うで、すぐ取れて、嫌になる。

カットは、髪の少ない人はともかく、普通は欧米人より量の多い日本人。
どう切ってもらったって、モッサリ。技術が無いのか、君達にはっ!と怒鳴りたくなるくらい。あの量になれていないのだから、仕方ないんだけどね。

そんな中でも、好きな美容師を見つけた。
カットはソコソコだったけど、アレンジが上手。
そんな彼女でも、失敗はあった。
そう、あれも写真を持っていった時のこと。(写真は失敗のもと)

思ったより短く切りすぎたと思った彼女。
どうにかしようと四苦八苦。そうなると、大抵はドツボにはまる。
あっちを巻き、こっちを巻きして、鏡を見たら、お互いあ然。
今時マッシュルーム・ヘアーって、、、。お笑い芸人のフカワじゃあるまいし。

いくら「短すぎ」といったところで、こればっかりは後の祭り。
切り落とされた髪はもとには戻らない。

それでも、まだどうにかしようとする彼女、またはさみを持ち出した。
お願いだから、もう切らないで~!と泣きつく私。
結局、髪のカールを落として、フィンガー・ブローで終わらせてもらった。

あれ以来、絶対短くしないと誓った私と彼女。
いい関係が保たれた。

ミラノに移動したら、また新しい美容師を見つけなくてはならない。
意外と大事な事である。
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by suzume-no-oyado | 2007-03-11 20:53 | 暮らし | Comments(2)
Commented by きっしゅ at 2007-03-12 18:03 x
美容院で満足して帰ってきたことなんてないと思います。最低1週間は泣きながら暮らすことを覚悟で髪の毛を切ってもらうのです。(;>_<;)
美容師が切ってから「あっ、まずい!」と思った瞬間を感じたなんてこわかったでしょ。つじつま合わせるためにもっと切るなんて・・ ふかわのヘアースタイル思いだして笑ってしまいました。
Commented by suzume-no-oyado at 2007-03-12 21:32
きっしゅさん、それでもイギリスよりはフランスの方が上手な気がします。
でも以前、「この髪型に」とお願いして「OK]と行ってたにも拘わらず、似ても似つかないのに。「だいぶ違うんだけど」と文句を言ったら、「この長さではできません」と。なら最初に言ってよねー。それ以来、日本人の美容師さんにお願いしています。
でも、何事に於いても返事だけは立派なのよね。フランス人って。
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