「ほっ」と。キャンペーン

レスキュー隊登場

スキー2日目。天気上々。

目覚め爽やか!と言いたい所だが、夕べ夜中の変な時間に目がさめたせいか、100%とは言いがたかった。
泊まったホテルはとても小さい村なんだけど、どう言う訳かイギリス人ツアーが多い。
なので、彼らの好きなバーも遅くまで開いていて、夜中の1、2時に大きな声で表を騒ぎながら通って行く。おそらく彼らは10時くらいまで寝てるんだろうな。
お返しに、朝8時くらいに騒いでやりたいものだ。これが、フェア・プレーというものだろう。

娘ふたりも張り切ってゲレンデに向かう。
昨日、すっかりへこんだ次女も、何も無かったように元気一杯だし。ホッ!
長女は2時間のレッスンで、なんとか滑れるようになっていた。
「筋がいいって言われちゃった」と、嬉しそう。

スキー組は、「今日は何処まで行こうか」と張り切り。
スノボー組に「お昼にね」と別れを告げ、リフトに乗り込む。
レ・ザルクは、アルク1600,1800,1950,2000とかなり広い。
昨日よりは込んでいるものの、上記のような有名ゲレンデに向かう道を1本外れると、それこそ人っ子ひとりいない所もある。一箇所昨日見つけたヒミツのスポット。雪はいい感じだし、滑っているのは私たちだけ。なんか贅沢~!
リフトやケーブルカーを乗り継ぎ、かなり上まで上がる。
上級のあけみさんと離れないように滑っていたせいか、かなりスピードがついてきた気がする。少しはうまくなったかなーと調子づく。

そんな私に「黒(上級者)コース行ってみようよ」とお誘い。
あけみさんが最初にゴー! ついで私がゴー!のはずが、、、。

下を見たら、思った以上の傾斜。しかも、ギャップだらけじゃございませんか!
えっ?! ここを滑るの?! 途端にビビッたワタクシ。
1度こうなったら、もうターンをする勇気は失せ失せ。しかたがないので、スライドでずるずる下がる。でも、これって長いこと同じ向きをしていると片足だけが疲れてくる。で、休む事しばし。鼻水はたれてくるし、心臓はバクバクいってるし、わたしゃ、下まで行けるのかいな、とかなり心細くなってくる。
すると、その時、横をじいさんが滑り降りていった。えっ?! あんなじいさん、しかもかなりへっぴり腰なのに。やるじゃん、じいさん!あんなじいさんができるんだもの、私に出来ないわけがない!と、単純な私はがぜんやる気に。
エイヤッと下に向けて一気に滑り降りた。う~ん!人間やる気が大事なのね。

ギャップが少し恐くなくなった私はその後とんだ目に遭った。
簡単な所をかなりのスピードで滑っていた。ちょっとした油断があったのか、ギャップでバランスを崩し、すっとんだー!

あ~れ~~~!!! 

ゴロンゴロンと数回転した後、止まるかと思ったが、スピードはどんどんついていく。
思わず板をついて、止めてみようかと思ったが、ヘタに板で止めたら、またすっ飛んでしまいそうだったので、板は宙に浮かせたまま、私はゲンゴロウがひっくり返った状態で下へ下へ。

「止まんないよ~~~」 

するとそこへ、レスキュー隊ふたりが登場。
サーーっと私の転がる先に回って、止めてくださる。 あ~よかった~。
「ありがとうございます~」と情けなくお礼を述べる。

「カッコよかったよ。上からレスキュー隊がすごい勢いで滑り降りてきて。」と、あけみさん。
そうは言っても、かなり度肝を抜かれたらしい。振り返ってみたら私の姿はなく、上からレスキュー隊が駆けつけていたものだから、何事が起きたのかと。でも、ひょっこり私が起きて下がってきたから安心したそう。レスキュー隊のふたりにも、まるで母親のようになんどもお礼を言ってくれた。

ともあれ、ほんとに運がよかった。たまたま通りがかった彼らのお陰で命拾い。じゃなかったら、私は下まで、虫のように転がり続けていたかもしれない。

落ちた時にグギッと鳴った首は、ムチウチの心配をよそに、まるで整体に行った後のように軽くなっていた。これまた運がよかった。

ほんとにスキーは体力が必要。
午前中は調子が良い私も、午後の終わる頃になると、足の踏ん張りが利かなくなってヨタヨタ。しかも、雪はだんだん解けて重たくなって来ているし。

来年はもう少し鍛えてからスキーをしなくっちゃと、密かに誓う。
[PR]
by suzume-no-oyado | 2007-04-18 06:47 | 暮らし | Comments(5)
Commented by OKU at 2007-04-18 19:11 x
わかるわ~・・・。日本のゲレンデで滑ったことがないので分かりませんが、こちらはとってもうまい方が助けてくださるのよね。だから、超初心者のころは、人通りの少ないコースは避けてました。いざという時に助けてもらおうという魂胆で。すずめさんの一連のスキーツアー物語を読んでいると、すべりにいきたくなってきます。しかし、黒コースとは・・・すごい経験をしましたね・・・。怪我しなくてラッキーでしたね。
Commented by OKU at 2007-04-18 19:14 x
ン?よく考えると「レスキュー隊」って、本物のレスキュー隊?それだったら、ほんとにラッキー。(上級者のことかと思って書いてました)
Commented by suzume-no-oyado at 2007-04-18 22:55
oku、本物です。「ピスター」って呼ばれてるとか。彼らはレスキューだけでなく、夜みんながいなくなってから、あの広大なゲレンデを整えたりで、大変な仕事だそうです。

でも、レスキュー隊だけでなくうまい方が助けてくれますよね。一回転んだ時にストックがかなり離れて落ちてしまい、上からの人が拾ってくれました。
Commented by kagatas-table at 2007-04-19 00:56
す、すみません。一大事のことなのに大笑いしてしまいました。げんごろうがさかさまになって山を転がり落ちていくのを想像してしまったの・・・(くっくっく)ごめんなさい。でも本当にレスキューが近くにいてよかったですね。あけみさんは、「大丈夫?」の前に「かっこよかった・・」っておっしゃったんですか?(笑)すずめさんと旅にでたら楽しいこといっぱい起こりそう♪
Commented by suzume-no-oyado at 2007-04-19 02:01
kagatasさん、これでも転がりながら冷静だったんですよ、私。
う~ん、いつ止まるんだろうってね。
私もかなり変わってますが、あけみさんの反応も本人は自覚してないのですが、かなり個性的なんです。けっこう楽しめます。
姉曰く、私は「面白い事に出会える確立が高い人」なんだそうです。
だから、旅は楽しいです。
<< スキー最終日 スキー VS スノボー >>