マンマ・ミーア

早いもので10月。語学学校も2週間目を終えた。
疲れ果てた2週間だったけど、どうにかペースに慣れて来た感じ。
短期でコースを取っていた数人が抜け、新たに入ってきたロシア美人とイスラエルのおばちゃん。後者の彼女のがさつさに、ピキッ と来る事しばしば。先生も、ふたりのうち、ひとりがアフリカに行ってしまい、新たに新米先生が担当。これが、また、シリアスタイプでのりが悪い。以前のふたりの先生は、常に言葉の最後に♪がつく感じでリズミカル。ノリたいのにノレない生徒たちが右往左往していた今日のレッスン。
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ま、それはさておき。

学校までは、トラムで20分程。乗り換えなく1本でいける便利さが嬉しい。
そのトラムに乗って帰ろうと思った、ある日の午後。

駅は道路のまん真中にある。その横で、ふたりの男がガーガーと言い争い。何が起こったのかは分からなかったが、前の車の男が後ろの車まで来て、怒鳴りあってる。後の男もドアを開け半分外に出て、こちらも負けじと声を張り上げ。

とりあえず、いいたい事は言ったのか、前の男が車に戻ろうとした時に、また捨て台詞!それを受けて、後ろの男も投げ返したっ!

おーっと!再燃かっ! 前の男も後ろの男も車から飛び出したっ!
取っ組み合いかっ! と、思ったその時、歩道にいたおばあさんが

バースタッ! (好い加減にしなさーい!)と、鶴の一声!

その瞬間に、ふたりの男はチッと言いながら、それぞれの車に戻った。
何事も無かったように立ち去るおばあさん。

すごいね。ママの力はたいしたもん。思わすほぉ~っとため息が出ちゃった。
たった一言で、あわや大喧嘩を止めちゃったもの。

車に戻るときの彼らは、ママに怒られて、シューンとなったやんちゃ坊主に見えたっけ。

けっこう、素直じゃない。
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by suzume-no-oyado | 2007-10-08 22:53 | 暮らし | Comments(8)
Commented by soleiljap at 2007-10-09 08:08
このにマンマあり!
イタリアの構図が垣間見えたヒトコマです。
語学学校、もう2週間すぎたのですね。なによりも人が面白そう。
パリとの比較など教えてくださいね。
無理せず、suzumeさん流に楽しく過ごしてくださいね♪
Commented by ポポ手 at 2007-10-09 10:45 x
相変わらずノリのいい文章、嬉しくなります。
新しい言葉を覚えるのは大変だろうけれど、この調子なら大丈夫かな。
私はまた新たなる問題勃発、『源氏』訳の手も止まってますが、一度やり始めたことは成し遂げないとね。仕事だけなら楽なんだけど、それに付随するもろもろとか、その他のことが厄介。

しかしママの一喝は効いたね。目に浮かぶ。
Commented by suzume-no-oyado at 2007-10-09 14:36
ソレイユさん、いろんな人がいて面白いです。オランダボーイは相変わらずトロイですが、とっても感じかいいの。意外だったのは、弁護士のイスラエル女性が四苦八苦している事。お勉強が出来た人が語学のセンスもあるとは限らないんですね。イギリスでも、もとヤンキー夫妻がしっかり英語を話してましたもん。
Commented by suzume-no-oyado at 2007-10-09 14:43
ポポ手さん、毎日語学学校って、思ったよりも大変です。でも、このペースの方が身につくと実感しました。フランス語もこうすれば、、、と思いましたが、あの頃は毎日なんて通える状況じゃなかったのでした。

ママは大変よね。自分の事だけ考えてられないものね。

このママみたいに、一括で言う事聞いてくれたら楽なんだけど。現実はそうはいかないです、、、。
Commented by ゆっこ@トリノ at 2007-10-10 18:29 x
ずいぶん長いこと読み逃げしていたんですが(^_^;)
初めてコメントします。

イタリアにいると「ど〜してそうやって(捨て台詞とか)、また火に油注ぐようなことするか?!」と、ケンカを見なれていない私から見れば、ハラハラしてしまう場面も多いのですが、
このように、マンマの一言が一瞬にして鎮火〜という場面も多く、
あれれ?今までの大火事は〜???と驚くことも。
切り変わりが激しいというか、感情を吐き出したら忘れられるというか・・・。
おもしろいんですけどね、自分にさえ降り掛かってこなければ(^_^)
Commented by suzume-no-oyado at 2007-10-10 22:23
ゆっこさん、初めまして。「読み逃げ」に笑いました。そんな事言ったら、私もたくさんあります。

トリノにお住まいなんですね。フランス人もイタリア人も、「そんな事言っちゃっていいの~?」と思う事をガンガン言ってます。ケンカ慣れしているというか、、。日本だったら命が無いぜって事を平気でしてますもん。

そんな彼らはストレスなんてなさそうです。

でも、あれって、自分に降りかかった場合どうしようもないです。怒鳴りあえるだけのイタリア語を習得しなくちゃいけません。先は遠そうです。
Commented by ゆっこ@トリノ at 2007-10-11 19:19 x
ケンカ慣れ・・・確かに。
怒鳴りあえるだけのイタリア語・・・遠くをみつめる目になりますね。もう私、ここに5年もいるんですが(汗)
そんなの、何年かかっても無理って気が・・・。
だって、だいたい、イタリア語力以前に、彼ら、人の話を聞かないでしょう?人に話させる間を作らないでしょう?
相手が話終わった一瞬の間で、自分の番、という、暗黙の了解のある日本人には、あの技は一生無理な気がするんですよね。
まあ、無理じゃなかったとしても、あれに対抗できるだけの迫力を身につけたあかつきには、もう性格変わってるんじゃないでしょうか(^_^;)
自分らしさを温存したままでのイタリア語習得を目指してます!(笑)
Commented by suzume-no-oyado at 2007-10-11 22:03
ゆっこさん、さすがにヨーロッパ生活20年もこえると、かなり性格が変わってしまいましたよ(笑)仰るとおり、ケンカの時は人の話なんて聞いていたら、こちらの言い分が言えません。

昔は、そんな光景を見てのけぞっていたのが、今は見られる側になってしまいました。

そんな面の皮が厚くなった私ですが、大丈夫、十分自分らしさは残してます。はい。

ここの生活は闘いです。そうしょっちゅう負けちゃいられません。(負けてばかりいる今日この頃) 逞しく生きましょうねっ!
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