サルコジ氏の結婚

フランス大統領のサルコジ氏が結婚する事になったらしい。
数ヶ月前に離婚したばかりで、彼の立ち直りの早さに驚きと共に拍手を送りたい。

今回の彼の結婚に対して、色々と意見はあるようだが、多数のフランス国民は
「まぁ、いいんじゃない、彼のプライベートの事なんだから」と、なんとも冷静なご意見。

確かに。

前回の大統領選の時に、日本とアメリカ 対 フランス の違いを驚くくらい感じた。
というのも、日米の政治家は政治家としてはもちろんの事、プライベート特に家庭にも潔白を求められる。色恋沙汰なんてもってのほかである。

「自分の家族にさえ誠実になれない奴が、国民に対して誠実になれるわけが無い」
と、言う事。

方やフランス。外に男を作ろうが女を作ろうが問題視されない。それどころか。

「個人のゴタゴタさえ解決できない奴が、国の問題を解決できるわけが無い」とされる。

へぇ~!と、かなりピコンピコン押したい所である。なんか妙に納得してしまう。
個人的な問題なんてどうでもいいから、政治家としてやる事をやっていればいいんじゃないかと。

そして、今回のサルコジ結婚に対する該当インタビューも、
「プライベートと政治は別だから」って。やっぱりな反応。

ちょっと前後するが、全回の大統領選のもうひとりの候補者ロイヤル女子にはボーイフレンドがいて、別居中の夫にもガールフレンドがいたのは周知の事実。選挙後には、とうとう離婚してしまったが、だからと言って政治生命に関わる事はまるで無かった。

アメリカの選挙戦を見ていると、とってつけたように家族一丸になっている様子を見せつける。「私がこうしてがんばれるのも家族のおかげです!」と。
そうやって良い夫・良い父親を強調すればするほど、胡散臭く感じてくる。

ドロドロのプライベートを包み隠さず、政治家としてのプライドを持っている(かも?)フランス政治家のほうに実を感じるのは私だけだろうか?
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by suzume-no-oyado | 2008-01-09 06:03 | 暮らし | Comments(5)
Commented by ゆっこ@トリノ at 2008-01-10 05:44 x
明けましておめでとうございます。
>個人のゴタゴタさえ解決できない奴が、国の問題を解決できるわけが無い。なるほど〜とうなってしまいました。
日本人で、NYで看護師をされている方のブログで、彼女が学生の研修を担当された時「彼らは問題を推測して、未然に防ぐというやり方になれていない。問題が起こったら、どう対処するかという方法で育ってきているのだ」と書かれているのを読んで、「あっ、これって、イタリア人(ヨーロッパ人)と日本人の大きな違いでもあるかも!」と思いました。
日本では>プライベート特に家庭にも潔白を求められる。わけですが、何も問題がない人がいないのは、だれしもが身を持って知る周知の事実。
「潔白じゃないことだってある。でもそれを問題となる前に、未然に防いでるかどうか。問題となったら、もうそれは遅いんだよ」という考え方が、日本にはあるのかな〜なんて思ったりして。
Commented by ゆっこ@トリノ at 2008-01-10 05:45 x
これは政治家にだけじゃなくって、日々の生活の行い、問題が起こらないように、他人に迷惑をかけないようにっていう、ふだんの行動、慣習も、そういう基本の考え方から、全てつながって、評価する、されてしまうのかな〜って。
やりたいようにやる。それで問題が起こったら、解決する。っていうのも、まあ、シンプルといえばシンプルですが・・・。
でも、問題を解決する労力って、削りたくないのかな〜と思うこともしばしばのイタリアです(笑)
あ、話がちょっと、それてしまいましたね。しかも、長々と。失礼しました。
Commented by suzume-no-oyado at 2008-01-13 17:48
ゆっこ様、お返事が遅くなりました。風邪がおなかに来てしまい、目を開けているのも辛い状態からやっと抜け出せました。

こういう考え方もあるのですね。ふむ~。
仏の場合は、未然に防ぐって感じじゃないとは思いますが、、、。おそらく問題にはなっているんでしょう、個人的にはね。
それより、とにかく徹底した個人主義なんです。政治家の家庭事情がどうであれ、政治力に影響をきたすわけじゃありませんし、ってことは国民は自分達に迷惑がかかることではありませんからどうでもいいんです。それは、個人の問題だとね。自分に影響が無い事は彼らは無関心だと、私は感じてます。

イタリアもそういう意味では一緒じゃないですか?まだ、イタリア生活初心者なのでナニを持って行っているわけじゃないんですけど、、。

ところで、ゆっこさんはスキーかスノボーなさいます?
Commented by ゆっこ@トリノ at 2008-01-15 07:56 x
お腹にくる風邪ですか〜。大変そうですね。
私の勝手な考えでは、問題を未然に防ぐべきだ(未然に防げば潔白ってこと?)というのは日本的な考え方。それがないのが、こっち(ヨーロッパとか)の考え方の前提なのかな〜と。
イタリアは、フランスのような徹底的な個人主義じゃないと思います。(政治にも政治家にも詳しくないのですが^_^;)。イタリア人は、なんたって話さずにはいられない人たち。特に他人の問題に対して。論議というよりも、文句や個人的な憶測を言い合うのが好きって感じがします。(要するにゴシップ好き?あ、これは私の勝手な意見なので、反論のある方、すみません)>それは個人の問題。な〜んて言ってるイタリア人が想像できない(私の環境)です。
>ところで、の切り替わりに笑ってしまいました。スキーはもう何十年もやってません〜。いや、できないわけではないと思うんですが。なんたって、初スキー3歳から10数年のキャリアあり(苦笑)ですが、スキー好きの親に、あまりにも早くスキーデビューさせられたおかげで、あんまりいい記憶がないんです。だって幼児には「寒くて、お腹がすぐ空くのに、なぜここにいなきゃいけないの?」としか思えませんでしたから(笑)
Commented by suzume-no-oyado at 2008-01-15 15:13
ゆっこさん、辛い子供時代だったのですね。(笑)
親の楽しみに子供を巻き込んじゃいけない、良い例ですね。
勉強になりました。

夫もスキーに苦い経験があり、楽しさを知る前に嫌になってしまったそうです。

トリノにお住まいなので、されるのかな?と素朴な疑問でした。
夫がスキーに行く気が無いので、夫を置いてスキーに行けるまで20年かかってしまいました。
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