「ほっ」と。キャンペーン

愛してるよ

イタリア語のレベルがひとつ終了。
楽しかったメンバーが、今回は2人も抜ける。

始めた頃のグループは、殆んどが女性。しかも、駐在組の奥さんとボーイフレンドにくっついてきちゃった彼女。比較的年齢が高かったので、当時2人いた若い僕たちには気の毒で仕方なかった。だって、他のクラスには、ピッチピッチの若い娘達がたくさんいたから。みんなで、「運が悪かったね」って慰めたっけ。

今回のクラスは、男女半々くらい。

恐ろしく美人でスタイル抜群のドイツ人のイボンヌ。イタリア人の彼と暮らしている。
顔もよくて、性格もいいなんて。何て世の中不公平。

ヨーク出身のイギリス人のウェンディー。彼女もイタリア人の彼を追いかけてきた。
ホリデー先で出会って、恋に落ちたという。2年の遠距離恋愛を経て今に至った。
フルート奏者の彼女。一見神経質そうだが、ちょっと抜けてて、とってもフレンドリー。

北京出身のジョイス。
グッチに勤めたいが為に、イタリア語を習い本国に帰るという。
開けっぴろげな性格で、けたけたよく笑う。本国で待つ彼が日本大好きで、かなり偏った日本を知っている。

先日、私を含めてこの4人で、「桃色話」に花を咲かせた。

初体験やら父親の年頃の娘に対する極端な態度とか、いろいろ。

家族でテレビを見ていて、ラブシーンがあると、わざとらしく娘に話し掛ける父親。

「だって、いきなり椅子をくるっと回して、『今日は、一体何をやったのか言ってごらん』って言うのよ。あんまり白々しいから可笑しくって。だから、ラブシーンが終わった頃に、『ねぇダディー、もう終わったよ』って言ったら『え?ああ、見そこなったなー』だって。笑っちゃうよね。」

これは、イボンヌとウェンディーのお話。

中国では、結婚前に処女じゃないって分かると、破談になる事があるとジョイス。
かなり保守的なのね。

「だから私、今の彼ともし結婚しなかったらやばいかもねー」って、ケタケタ笑った。

そんな彼女が、「ねぇ、日本人の若い子って、あの手の演技がすごくうまいよね」って。

あの手って何の手? え?アダルトビデオですか。 
「えっ?あなた、それ彼と見てるの?」ってみんなが突っ込み。
「うん、時々ね。だって、彼が好きなんだもの」って。

2人で日本のAVを見るという。 

って、そんなので日本の女の子の標準を作るなって!!

私がいる間だけでも、彼女を教育せねば!と誓った日。

しかし、、、この年をして、桃色話をするとは思わなかった。

後のメンバーは、やはり北京出身の男の子、リー。
一見、いや中身もそうなのかもしれないが、典型的なオタクタイプ。
「あんまり喋りたくない」との第一印象だったが、話してみると、なんかイイ。
ホワッと優しい感じ。落ち着いて話していられる。

もうひとりの中国系。台湾からの男の子、チェン。
ちょっとトリガラ系。けっこうおしゃれに気を使ってる感じだけど、なんかはずしてる。
でも、未だ何を喋っているのか分からないのがたまにキズ。でも、喋らない奴を喋らそうとしているマニアックな自分を発見。

喋れよ、チェーン!

今回、抜けてしまう人のひとり。メキシコ人のルイス。28歳の男性。
大柄な彼はいつも穏やか。

もうひとりは、スイス人のジョルジョ。
単身赴任でミラノに来た。来月から仕事が始まるので、その前に語学研修。
スイスに奥さんと子供3人を残してきた。そして来月4人目が生まれると言う、けっこう家事の得意なお父さん。

このジョルジョ。存在感抜群。なんとも楽しいおっさんであった。
授業中、女性2人の会話文を読む時、普通に読む彼に「ジョルジョ、これ女性だよ。声変えなきゃ」ってみんなでリクエスト。すると彼は最初から最後まで裏声で女性になりきって読んでくれた。クラス全員おなかを抱えて笑った。

そんな彼ともお別れ。最後に「一緒で楽しかったわ。仕事がんばってね」と別れの挨拶。
「貴方も、ミラノ生活エンジョイしてね」って。

顔を近づけてきたので、お別れのキスかと思ったら、耳元でささやかれた。

愛してるよ

ひゃーひゃっひゃっひゃっ!もう大笑いである。
なんで、なんでそんな日本語知っているの?

夫にだって、そんなに甘くささやかれた事ないのに。
冗談だと分かっていても、なにやら嬉しかった。

グラッチェ・ミーレ! 楽しい時をありがとう!
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by suzume-no-oyado | 2008-03-30 01:04 | 暮らし | Comments(4)
Commented by OKU at 2008-03-30 13:03 x
あっという間にイタリア語も身につけてしまうなんて、さすがすずめさん。日本でその「黄金の舌」がつむぎだす楽しいおしゃべり、期待しています。・・・ごみ袋とダンボールに囲まれ、いよいよ佳境の引っ越し作業です。でも、この期に及んでまだネットを見ている私・・・”逃避行動”ですが、元気なブログを読んでいると、がんばらねばと思います。
Commented by suzume-no-oyado at 2008-03-30 19:08
oku、いよいよ行ってしまうのですね。淋しいです~。
ゴミ袋とダンボール。去年の引越しを思い出します。
イギリスからパリに移動した時、家が狭くなるからって、たくさん処分しすぎて後で後悔しました。なので、ミラノに越してきたとき、必要最小限で処分したのですが、これも結局同じことになりました。
収納が極端に少なくなって、入りきらない物につい切れてしまい、結局あれもこれも捨てる事に。でも、ここに来て、捨ててしまった物の中に後悔するものが、、、。

引越し最中、どうでも良くなる気持ちを、どうか最小限に抑えてくださいまし。引越し先での方が体力を使うので、体力を温存してがんばって下さい。

では、日本で。
Commented by ポポ手 at 2008-03-31 23:10 x
喋れよ、チェーン!に笑いました。喋らない者まで喋らせようとする、しかもイタリア語で喋らせようとする、すずめさんのパワーに、してやられました。
私も、OKU同様、励まされます。
「愛してるよ」ってのがピンクの大文字になってるのも、ドッキリで、「何見てるの?」といった娘の視線に、思わず、画面をスクロールした私です。
Commented by suzume-no-oyado at 2008-04-01 06:14
ポポ手さん、お気づきかと思いますが、「喋れよ、チェーン!」は「叫べよ、ケーン!」(狼少年ケンのノリ)です。

喋らない人や笑わない人のリアクションをつい取りたくなる病気持ちです。

「愛してるよ」の発音が外人っぽくなくて妙にリアルで、大笑いした後、年甲斐もなくはにかんだ私です。

スイス人にしてやられました!
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