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パリの休日

久々のパリ。やり残した用事を済ますため、ひとりと一匹で2泊3日の滞在。

火曜日の朝にミラノの中央駅から電車に乗り込む。トフィーと一緒の時はいつも電車。だって、彼は微妙に大きくて(デブだし)、飛行機には乗れない。(カーゴになっちゃうから)

お陰で、電車の旅の楽しさを知ったのだけれど。

ミラノーパリ間は、7時間ちょっと。飽きるまで本が読める。疲れたら景色を眺めたり、ウトウトまどろんだり、なんと贅沢な時間の使い方。

何よりの楽しみはアルプスの山々。でも、あいにくの雨。真っ青な空に連なるアルプスは見えないのか~、とだいぶガッカリ。

案の定、山の上はガスっていて、ちっとも見えない。でも、少し下に、仙人の住んでいそうな雲が山を覆っていて、それはそれで、味のある景色。

フランスに入る前のMODANEを過ぎる頃、ソーダ色の川が見える。お気に入りの景色。

筋金入りの川フェチ。川のある景色がものすごく好き。夫がいつもあきれるほど。
セーヌのような大きな河も良いけれど、どちらかと言うと、こじんまりとした川のほうに惹かれる。都会の中を流れる河もそれはそれで良いけれど、青森県の奥入瀬川のような、山の中の川は格別。

サラサラ流れる川や小川にもキュンとくるが、少し流れがあって、段差のところにソーダ水のような泡を立てているようなのを見ようものなら、ドキューン!フォーリン・ラブである。

MODANEの川は平坦だけど流れが速い。青というより少し緑かかっていて、こりゃまた、そそられる色。

時々、トフィーと電車の中をお散歩。犬好きな人が寄って来る。

パリまで、後2時間と言う所で、青空が広がった。一面の平野のところどころにパッチワークのような紅葉の森。空は青いけど、真夏のような元気な色は無く、地平線に向かうほど色が薄くなる。

雲が低い。イギリスに住み始めた頃、冬の雲の低さに驚いたっけ。
木の天辺からジャンプしたら、届いちゃいそうな感じ。

フワフワの綿菓子のような雲じゃなくって、ちょっとどっしりとした雲。
そうそ、ちょうど卵白を泡立てて、砂糖を加えた後のネチッとしたメレンゲのような雲。

「ラピュタ・天空の城」がありそう、なんて宮崎作品の見過ぎかもね。

ヨーロッパの秋は短い。「秋だなー」と思ったら、すぐ「冬」が来る。夫に急かされて、今日になったパリ行きだったけど、紅葉を楽しめる最後のチャンスだったかも。

「春休み」「夏休み」「冬休み」。この間の旅よりも、「秋」にする旅は、なぜだかすこーし贅沢な気がした。
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by suzume-no-oyado | 2008-11-03 00:48 | 暮らし | Comments(0)
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