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Nizza Monferrato 週末の旅 1

初雪のミラノ。

今朝、トフィーの散歩に出かけたら、車の屋根に雪が積もっていた。
道路にはもう雪は残ってなく、夕べのうちにほんの少し降っただけだろう。

さっき夫から電話があり、オフィスのあるピアツェンツァは雪との事。
ミラノより南なのに、ミラノより寒いって。イタリアってよく分からない。

さて、食べてきました、白トリュフ。話には聞いていたものの、初めての経験。

白トリュフといえば、白トリュフ祭りで有名なアルバ(ALBA)。
でも今回の行き先 は、Nizza Monteferrato。アルバの一歩手前の街。

アグリツーリズモとは、農家が経営している民宿のようなもので、そこで作られているワインとかオリーブオイルなどなどを食べれて、しかも、その地方ならではのお料理を楽しめる。

今回泊ったのは、TENUTA LA ROMANA。ミラノから1時間半ちょっと。
天気は、日頃の行いがいいのか、バリバリの晴天。
雪化粧したアルプスを眺めながらのドライブに、トフィーとルンルン。

でも、着いてから、小さなガッカリが。

な、なんと!そのアグリツーリズモにはレストランがないという。
予約時に、念のため確認した筈なのに、「400メートル離れているレストラン」って、まったく別物だったなんて、ややこしい言い方しないで欲しい。ないなら「ない」、あるなら「ある」って言ってくれなきゃ、わかんないよーッ!

そこは、B&Bのみ。 

夫とふたりで、「はずれだね」とガッカリしたものの、部屋は綺麗だし、サービスは至れり尽せりだし、「まあ、いいか」と。

そこで食べる代わりに、一番のレストランに予約を入れてもらう。

ひとつ星のレストラン SAN MARCO。隣町のCANELLI(カネッリ)にある。

とてもこじんまりしたレストランで、いい感じ。
レストランはだだっ広いよりこじんまりとした方が落ち着く。

飲み物をオーダーした後、メニューをもらう。
「白トリュフ」が書いてあるお料理は1品しか見つけられない。で、質問したら、なんと!

先ず、白トリュフの山から、好みの大きさのを選び、ひと皿ごとにトリュフを上からシャカシャカとスライスしてくれるそう。ってことは、全品、トリュフ料理になるわけだ。

なんだかよく分からないので、コースで頼む事に。

先ずは、白トリュフ選び。初心者ふたり「初めて」と聞いて、よく知らないのをいい事に漬け込んできたのか、それとも存分に楽しんで貰おうと思ったのか、その中で1番大きなトリュフを勧められる。

お調子者ふたりは、勧められるがままに、、、。

小さな皿にガラスの蓋をかぶせられたトリュフが物々しく、値段の紙とともに運ばれてくる。

どひゃ~ん!

1g 3,5ユーロ。選んだトリュフはな、なんと108g。
なので、お値段378ユーロなり~!

ばかいってんじゃないよって夫。そんなに払う気ないって。
ウェイター曰く、そんなに値段は張らないって言ってて、これかい。

はい。もちろん、代えていただきました。どのくらいの量でどれくらい食べれるのかが、ぜんぜんわからないけど、あんまり少ないんじゃ、せっかく食べに来た意味がない。

なので、小さいのをふたつ。あわせて約60g。それだけで200ユーロ。
やっぱり、もう少し少なくしようかとも思ったけど、さすがに2度目の変更はないよね。
で、清水の舞台から飛び降りる気分で決定。

おいしゅうございました。はい。
アミュゼからスターター(2種)、パスタ。どれもこれも、「ええっ?!こんなにっ!?」って思うくらい、贅沢に白トリュフのスライスが、シャッカシャッカと。

きのこの一種なんだけど、きのこと言うよりかは、薄い香りのガーリック。
食感は、シャクっとした感じ。

ああ、おいしい~、と夢見ごち。

でも、昼抜きで十分な準備が出来ていたにも拘わらず、どうにもこうにも量が多すぎ。
パスタの後にもう一種類パスタが出てきた時には、トリュフの臭いが鼻に付くほどの、満腹状態。ま、はっきり言って、既に青息吐息。

「パスタは残しても良いけど、トリュフはぜったい残すなよ~、高いんだから。」と夫。

もうイジです。トリュフ一枚一枚が、お金に見えてくる始末。
私だって、絶対残したりはいたしませんって。

とりあえず、トリュフは残さず完食。

セコンド? もちろんキャンセルいたしました。 無理です。

本当はドルチェも食べたかったけれど、喉までトリュフが詰まってます。無理です。

コーヒーのみで、退場。

全てがオーバー気味だったけど、レストランのサービスは、「ぜったいまた来るね」と思わせるほどの、気持ちのいいもの。全てのスタッフが温かいおもてなし。

マナーが良くて、ソツのないサービスはもちろんだけど、なんかそれ以上の心がホコっとするサービスだった。

ここ、ピエモンテ州は、赤ワインのBARORO(バロッロ)やBARBARESCO(バルバレスコ)が有名。お気に入りの白ワインGAVI(ガヴィ)もある。

帰りには、ワイナリーに寄って、クリスマス用のワインも忘れない。

たった一泊の旅だったけど、かなり濃い内容だった。

24年目の結婚記念日を迎えたばかりの私たち。
散財も無理やり意味をつけると、なんだか納得できるから不思議だ。

世界三大珍味、フォアグラ、キャビア、白トリュフ。

キャビアは、ロシアからのお土産のけっこういいものを頂いたにも拘わらず、美味しさは理解せず。豚に真珠のワタクシ。

フォアグラは、時々無性に食べたくなる。

さて、白トリュフ。確かにおいしかった。でも、フォアグラほど、どうしても食べたいとは、思わない気がする。

夫も同意見。 安上がり夫婦でよかった。
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by suzume-no-oyado | 2008-11-24 22:47 | 暮らし | Comments(4)
Commented by Bianca at 2008-11-26 17:44 x
Suzumeさん  こんにちは!

わたしも、何だか旅行した気分になりました。

好きな、と言うか、好きだったワインの名前が沢山!!!

残念ながら、私は最近、アルコールは、喘息に関係するようで、ひかえています。

夫が引退したら、再び、イタリアを車で旅行するのが、夢ですが、其の頃まで、
イタリアで、運転する‘気合‘が夫に残っているか????期待したいところです。
Commented by suzume-no-oyado at 2008-11-26 19:54
biancaさん、イタリアでの運転は確かに気合が必要ですよね。
パリもかなり、はちゃめちゃなドライバーが多かったですが、無言のルールがあったようなきがします。が!イタリア人はそれも無い気がしています。それに、運転へた!

何が嫌いって、ラインをまたいで運転する奴。考えただけで、いらいらしますっ!
Commented by ポポ手 at 2008-11-30 16:06 x
結婚24年ですか!  山あり谷ありでしょうけれど、おめでとうございます。
素敵なお祝いができて、
トフィーも無事、なにごともなく、よかったですね。
薬って、人間のもそうだけど、ぜんぶのんだら危険な量は処方されないものよね。
精神安定剤は30日分までって決まってるのは、逆にいうと、30日分はいっぺんにのんでも命に別条はないってことみたい。

トリュフはぜったい残すな〜というくだりが、可笑しい。
Commented by suzume-no-oyado at 2008-11-30 18:36
ポポ手さん、ありがとうございます。
お祝いなんて、ここ何十年した事のない、味気のない夫婦です。

クスリは焦りました。でも、危険な量は処方されないなんて、知りませんでした。へ~そうしたものなのですね。

トリュフをこれでもかって食べていた時、ふと、昔「わんこそば」を喉まで詰め込んだことを思い出してました。

「わんこそば」は、暫く食べたいとは思いませんでしたが、「トリュフ」は、また食べたいです。こんどは、ほどほどに。
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