週末の旅2

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アグリツーリズモ テヌータ ラ ロマーナは小高い丘の上にある。
周りをブドウ畑で囲まれているだけで、本当になんにも無い。

都会から来た人には、静かなこんな風景は心休まることだろう。

私たちには、懐かしい風景だった。
イギリスで暮らしていたド田舎が、ちょうどこんな感じ。
今から思うと、すごい所に住んでいたものだ。
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ここの2階の角が私たちの部屋。

夕飯まで一休みしている夫を部屋に残して外に出ると、ちょうど夕暮れ。
トフィーと歩いているうちに、どんどん暗くなって、この電灯が、「千と千尋の神隠し」の銭婆の家の近くに見えてくる。
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トフィーは、リード無しで、気ままにお散歩。久しぶりだね。

ベランダ好きの彼は、ここでたそがれる。
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レストランの写真をとり損ねたバカモノの私。
食べた中で、「どうしてももう一回食べたい」物がこれ。
Millefoglie di lingua di vitello。写真はクッキング・ブックから。
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子牛のタンとフォアグラのミルフィーユ。口に入れた途端、トロッと溶ろける。もちろん、白トリュフと一緒ならワンランク上で美味しいが、トリュフ無しだって、すごく美味しい。

さて、トリュフとワインを満喫した後、アグリツーリズモに戻り、気持ちよく眠りについた。

筈だった。

なんだか、外がやかましい。時計を見ると2時過ぎ。
近くの部屋の人たちが戻ってきたのだ。

遅いなら、静かに。こんな簡単な気遣いくらいしてくれたっていいのに、、、。
テラコッタ作りの床は、よく響く。部屋に入るまで、そのカップルは話し続ける。

部屋に入ったら入ったで、カツカツカツカツ、ヒールの音が響き渡る。
あ、何か落とした。カッツーン!

部屋の作りが良くないのか、そのカップルがウルサイのか。
なんだか大きな声で話している。

あ、女性が泣き始めた。おいおい、こんなところまで来て揉めないでよ~。
ヒーンヒーン、なく彼女。幸い彼は声を荒立てる事もなく、淡々と話している。

完全に目が覚めた夫と私。テレビをつける。
しーん!とした中で、女のすすり泣きを聞いているよりかは、
テレビの雑音の方が、まだマシ。

やっと静かになったのが、5時近く。迷惑なはなしだ。

そんな時間に眠りについても、8時には起きてシャワーを浴びて、トフィーと散歩に出かける。寝てない割には、気持ちのいい目覚め。

寒波が近づいて来ているので、かなり寒い。今年初めての霜が降りる。
旅先の散歩は、どうしてこんなにゆったりとしているんだろう。

ああ、家に帰ったら、お茶づけを食べよう。
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by suzume-no-oyado | 2008-11-24 23:53 | 暮らし | Comments(8)
Commented by yuuk/ゆっこ at 2008-11-25 21:06 x
24回目の結婚記念日、おめでとうございます。

へ〜、白トリュフ、1個買いもできるんですか〜。
レストランでは、1削りいくらってなってるんだよって、聞いてたんです。(ええ、私は食べたことありませんとも・笑)
おいしいピエモンテ旅行だったようで、よかったですね。

それにしても、この↑カップル、困ったもんですね。
でも、けっこういますよね〜。
他人のことを想像する文化はない国ですしね、感情は湧いたら吐き出す国ですしね、こういうこともありましょう。でも・・・安眠させてくれ・・・と思いますよね〜。
私は毎晩、アパートの隣の部屋の母娘げんかを聞いております^^;。

それでも、やっぱり、生涯の伴りょと、かわいいトフィーとの旅行は、すてきで、楽しかったようですね。
これからも、ご主人様と、楽しい毎日を^^。
Commented by suzume-no-oyado at 2008-11-26 15:07
yuukさん、ありがとうございます。実は、記念日にウトイ私たち夫婦は、ほとんど結婚記念日を祝った事がありませんでした。
まぁ今回だって、「そういえば、、、」ってレストランで気がついたふたりでした。「じゃ、特別だから食べちゃえ」ってなったわけで。(苦笑)

あと3週間で帰ってくる娘とこのレストランに行くつもりです。だって、今回、「バーニャ・カウダ」を食べれなかったので。

「一削りいくら」って聞いたことあります。でも、力の入れようによっちゃ、薄くもなったり、削る位置によって、大きくもなったり小さくもなったり。
それこそ、一枚がお金にみえちゃいますよねー。
Commented by さとみーな at 2008-11-27 08:06 x
トフィー君も、無事に旅行を楽しめて、よかったですね。

お隣さんの騒動は、残念でしたが、ノンビリ、お腹も気持ちも満足できたようですね。

バーニャ・カウダ、オリーブオイル仕立てと、生クリーム仕立てがありますね(日本のレシピでは・・)
先日は、生クリーム仕様にしたけれど、夫曰く美味しかったそうです。
ピエモンテは、本場ですもんね。

ピエモンテとリグリアの州境に、お気に入りのレストランがあります。
「きのこのお城」っていう名前。
ここのフォカッチャは、絶品です。お料理が運ばれるまで、食べ続け、後悔したこと、数回(苦笑
時期によっては、もちろん、トリュフのお料理もあります。
ご主人が、ウエイター、奥様がコックさんで、とっても親切です。
子供ができてから、足が遠のいています・・・・。

ご結婚記念日、おめでとうございました!
これからも、お二人の時間が、楽しく過ぎますように!!


Commented by yuuk/ゆっこ at 2008-11-27 08:07 x
ああ!トリュフの厚みのこと、考えてませんでした!そうですよね〜。
以前、黒トリュフの産地、ウンブリア州に住んでいた頃、下宿していたうちのおばさんが、「もう、トリュフなんてうんざり。もらっちゃって、戸棚にたくさんあって、もう、家中が、トリュフ臭くってたまらなかったわ〜」と嘆いてらした。
たくさんあり過ぎると、そんなものなんでしょうかね〜。

バーニャ・カウダは、いまだに未体験です(トリノにもう5年もいるのに・・・)。
話によると、これは土曜の夜に食べるといいらしいですよ。
というのは、ニンニクた〜っぷりなので、土曜の夜に、みんなで食べて、日曜は、ニンニク臭い仲間でま〜ったりと、他には誰にも会わないで過ごせばいいから、だそう。
バーニャ・カウダ・リポート、楽しみに待ってますね。
Commented by suzume-no-oyado at 2008-11-27 15:11
さとみーなさん、ありがとうございます。

バーニャカウダの生クリーム仕立ては、初めて聞きました。おいしそうです。それに、「きのこのお城」レストランもいいですね。
洗練されたれストランも、もちろん素敵ですけど、夫婦ふたりでやってるような作った人が見えるレストランって好きです。

「フォカッチャ食べ過ぎ」ってわかります。私はフォカッチャじゃなくて、ポークパテでしたが。前菜の前で、しかも食べ放題で、ごくウマだったので、止まらなくなっちゃって。

早く、またそのレストランにいけるといいですね。
Commented by suzume-no-oyado at 2008-11-27 15:15
yuukさん、そんなものですね。ありすぎると、人間ありがたみがわからなくなるものなんですね。「ほどほど」って大事です。

小さい頃家族が多くて、少ししか食べられないものがありました。
で、大きくなって、ハウスプリン(インスタント)5人分をカップヌードルの容器で作りましたが、気持ち悪くなりました。

やはり、「ほどほど」がよろしいようで、、、。
Commented by kagatas-table at 2008-11-30 06:18
結婚記念日おめでとうございます♪
白トリュフにフォアグラのミルフィーユいいなあ。でも帰ってお茶漬け食べようって思うsuzumeさん、大好きです(笑)そういう気分かもね。白トリュフが一個づつ買えるなんて知りませんでした。はい、食べたことありません。でもsuzumeさんのコメント読んでいたら私もフォアグラの方が絶対に好きかも!クリスマスになるとフォアグラ買いたくなるんですけどどうしてかなー
Commented by suzume-no-oyado at 2008-11-30 18:10
kagataさん、そうクリスマスにはフォアグラは外せませんよねっ!
フォアグラのパテと赤ワインがあれば、それだけで幸せです。

パリではフォアグラなんて、スーパーでゴロゴロ売っていたのに、ここでは皆無です。ペックなら売っているんですがね、味と値段が釣り合うのか、ちょっと不安、、、。

ミラノへいらっしゃいな~。
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