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カテゴリ:日本( 12 )

soleilさんのランチ

引越しの荷物が届いて、はや1週間。

当日、荷物が搬入された後は、あまりの箱の多さに、唖然呆然。
一体、どこから手をつけていいのか分からず、笑いがこみあげてきたほど。

とりあえず、ベッドの上まで広がっている荷物を片付け、寝る場所を確保。
あとは、お風呂周りとキッチンが多少なりとも使える状態にして、初日は終了。

まずは、リビングから手をつけ始めたが、片付けども箱が減っている感じがしない。
それでも、4日目にもなると、人が住める状態になって来た。

かなり荷物を減らしてきたつもりだったけど、それでも、「こんなものまで持ってきてどうする!」といった代物が次から次へと。

どう考えても、入りきらない荷物を、片っぱしから処分している。
で、そこに夫が介入するとややこしくなる。「捨てたくない」派の彼がいると、ちっとも片付かない。気がつくと、ゴミ袋に入れたはずのものが、机の上に置いてある。

この荷物の量を見ても、まだ現実が分からないのかっ!と、つい怒鳴りたくなるのを抑えて、分からないように、またゴミ袋に戻す妻。

週末は、自分の分を片付け始めた夫だった。右から左へ片付けられる場合はいいが、工夫をしなくてはならない状態になると、途端に「こんなんじゃ出来ないっ!」とすぐキレる。

「幼稚園児かっ!」と、詰りたくなりながらも、あまりまともに相手をすると、体が持たないので、聞かなかったふり。

二人で仲良くお片づけ、とはいかないものだ。

家にこもって1週間。外に出るのは、朝と夕方のトフィーの散歩のみ。
近くの臨港パークで海を眺めながら、「家にかえりたくない、、、」と一人ため息。
帰ったら、またあの箱だらけの部屋。毎日、ちょっとした逃避行。

そんな、私を救ってくれたのが、お料理友達のsoleilさん
ランチに誘ってくれた。パリ友達のきっしゅさんも参加。

海外から帰って来た私にと、日本食。
お菓子もお料理も、プロ並みとは分かっていたが、おだしの取り方は、料亭並。
お出汁命の私は、感激しまくり。

葛だしの冷たい茶碗蒸しに始まり、鯵のマリネ、色鮮やかなちらし寿司。
冷製蒸し茄子と手作りの食べるラー油。やっぱり手作りは美味しい。
最後は、これまたお出汁の効いたお吸い物。
デザートは、マカロンとキャラメルアップルのパウンドケーキ。
相変わらず、すごい腕前。

夏休み中の、長男君も時折参加。
なかなかの好青年ぶりに、おばさんはちょっとウキウキ。

「すずめさんみたいなおばさんがいたら楽しい」と言われて、
ついついウケを狙った話をしてしまう、お調子者。

この「豚もおだてりゃ、木に登る」性格、どうにかならないものか。
突っ走ってしまった後、毎度ながら自己嫌悪。
今回も例外にもれず。

Sくん、お付き合いくださって、ありがとうね。

楽しいお喋りの後、お礼に、「パブローバ」を作った。
20年以上前、日本で一度作った時、いつも通り出来なかったので、心配していたが、
今回も不本意な結果に。

何が問題なのか、良く分からないが、周りがカリッと仕上がらない。
それはそれで、美味しいのだが、やっぱりカリッとしたのを食べてもらいたい。

それでも、みんな、気にいってくれたようで嬉しかった。

今度は、正当パブローバを御馳走しますので、待っててくださいね。

おみやも用意してもらい、至れり尽くせりの一日。

soleilさん、本当にありがとう。

当日の写真はこちらから。
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by suzume-no-oyado | 2010-09-09 01:20 | 日本 | Comments(10)

明日から修羅場

娘がイギリスに帰ったのが、先週の月曜日。
まずは、娘のいた部屋を空っぽにして、私の荷物を入れられるように準備。

そして、明日、いよいよ船便の到着。
200個以上の箱が、いったいこの家のどこに置けるのか?
想像もできないでいる。っていうか、考えるだけで、病気になりそう。

今朝、リサイクルショップの方が来て、とりあえず使っていた家具を持って行ってくれた。話には聞いていたが、本当に二束三文だった。粗大ごみに出したら、こちらがお金を払わなくちゃいけないところを、持って行ってくれて、さらにすずめの涙程度だとしても、支払ってくれるわけだから、ありがたいと言っちゃ、ありがたいんだけど、、、。

8万チョイが、8千円だものね。
しかも、売り物のひとつを、事もあろうに、2日前に夫が壊してくれたし。
これで、500円の損。

私が壊そうものなら、「500円をなめるな~!」って、ネチネチ言われそうだけど、自分に優しく、人に厳しくのあの吾人は、いたって涼しい顔。ずるいや。

数年前にパリから戻ってきた友人に、「2週間もあれば、少しは落ち着くかしら」と言ったら、「そんな、、、」というので、「え?そんなにかからないって事?」と聞くと、「そんな2週間で落ち着くわけがない」との事。ドッと落ち込んだ、、、。

とはいえ。

先週、食洗機とオーブンがついた。忙しいのに、オーブンを見ていたら、どうにもこうにもケーキが焼きたくなり、「試し、試し」と言いながら、スポンジを焼いてみた。

イタリアの時代がかったオーブンとは違い、温度調節はできるし、焼きあがりはビューティフォー❤ああ、はやく、きちんとお料理かしたい。

それよりなにより、荷物を片付けなくちゃいけないんだった。
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by suzume-no-oyado | 2010-08-31 14:50 | 日本 | Comments(8)

夏の思い出 その3 初のテレビ出演

富士山から帰ってきて、次の日に夫の実家のある松山に飛んだ。
羽田空港も、到着した松山空港も、帰省ラッシュの最中とあって、人で一杯。
空港からは、レンタカーで移動。彼の実家は松山市のはずれ。

いろいろ私的所事情はあるにせよ、松山はたしかに良い所。
しがらみが無ければ、心から、そう思えるのに、、、。

4年ぶりの家族全員での帰省で、夫の両親はとても喜んでくれた。

彼の家は、未だ江戸時代を引きずっているようなお武家さま(だった)。
以前は、長女のみがもてはやされ、次女は部屋住み、私は、そのまた下。

昔大人しかった長女は、今じゃ感情を隠さなくなったので、むかつきを直ぐ出すから、祖父母から少し距離を置かれている。かたや次女。ホヨヨンとした雰囲気のある彼女は、祖父母には話しやすいようで、昔よりずっと待遇がいい。そして、不公正さが見えなくなった分、母も気分がいい。

帰省のたび、騒動が起きて、たいてい数カ月、長くて年明けまで日本と海外で冷戦状態が続いていたが、去年くらいから、それが無くなった。私がうまくなったのか、姑が文明開化を迎えたのかはわからないが、関係は良好。

到着した日の夕飯時。

ワイワイ話しながら食事をしていた。テレビでは、ローカルニュースが流れていた。
何気に見ていたら、デジャ・ブの感覚が。

ニュースは、帰省ラッシュを取材。場所は松山空港。
映っているあの男の子は、確か私たちの前を歩いていた子だ。

そう思った時に、後ろに見慣れた私のワンピースの柄が見え、私、その後ろに次女、娘と続いて通り過ぎるのが映った。気がついた瞬間、騒いだので、家族全員そのシーンを逃さずとらえた。

「映ったねー!」
「初のテレビ出演だねー!」と、たかだか取材の端に映っただけで、大はしゃぎ。
が、次女が一人、「私、見てなーい!」と、悔し声。

で、その後、どうしたかと言うと、夜寝るまで、そのチャンネルをつけっぱなし。
また、映るかもしれない、また自分を見たいという、単純バカな動機で。

ニュースが始まる度、かじりついてチェックしていたが、結局、映らず。
初テレビを見逃した次女であった。

お疲れ様。
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by suzume-no-oyado | 2009-10-05 15:00 | 日本 | Comments(5)

夏の思い出 その2: 一度ならずも二度までも

デイブ君が帰る2日前、娘と彼はみなとみらいのコスモワールドの大観覧車に乗った。
これは、私のお気に入り。カップルでなくったって、ロマンティックな気分になる。

ウキウキ乗り込んだ彼ら。
夜景を満喫したところで、かわした会話。

「ねぇ、まさかこう言うところで、事に及んじゃうカップルっているのかなー」と。

何気に下をのぞいたら、な、なんと、その、ま・さ・か。こんなピンクな出来事も、日本のお土産話になろうとは、思いもしなかった。

デイブ君が帰った翌日、夫が到着。そして、その翌日、次女が喜々として帰ってきた。
4年ぶりの4人そろっての、日本滞在である。

行ってきたばかりの富士山に今度は私たち家族と、友人家族で行く事になった。

そして、その当日、早朝、大地震。
震度4とはいえ、ゆ~らゆ~らとした揺れが長く続いた。

「あれ?地震かな?」と思った時に、次女が部屋に入って来て、大パニック。聞くと、こんなに揺れるのは初めての経験だと。テレビでは、電車が止まったり、高速が一部閉鎖されたと報道され、次女のパニックに拍車がかかる。

「行くの止めようよ。行ったら死んじゃうよ。」と、根拠のない発言。
だって、山梨県も同じ震度だし。

確かに次女の言うように、用心に越したことはなかったが、バスも動いていたので、とりあえず出発。途中、富士急ハイランドに寄ったが、あまりの暑さと人の多さに全員バテバテ。乗り物はほどほどにして、ボーリングをしてから、ホテルに向かった。

同じ頃に、友人家族も到着。お風呂でゆっくりした後、夕飯。
夕飯前から、飲んでいた夫たち。友人はかなり行ける口だが、うちの夫は弱い。しかも、帰国したてのお疲れ状態だったので、食後、すぐにバタンキュー。それでも、ちゃんとパジャマに着替え、顔と歯を洗いにバスルームに行った。

「あ、歯磨き粉忘れちゃったよ。」と夫。
「ホテルの歯磨きセットの中に入っているから使ったら?」とベッドルームから伝える。
「オッケー」と夫。そして、ベッドに入ってすぐ寝息を立て始めた。

その後、化粧を落とそうとバスルームに入る。
夫が使ったはずの歯磨きセットが新品のまま、封が開いていないのを発見。あれ?歯を磨かなかったのかな?と思ったら、その横に、使ったらしい、小さいチューブが転がっていた。

嫌な予感がしてみると、そのチューブは、なんと、シェービング・クリーム
えっ!? ってことは、歯磨き粉じゃなくて、シェービング・クリームで歯を磨いたって事??
いくら酔っていたとはいえ、シェービング・クリームの味が分からなかったのか??

あまりのバカさ加減に、一人くすくす笑い始め、隣の娘の部屋に行って、笑いのおすそわけもしてきた。

で、翌日。

夫は一度ならずも二度までも、シェービング・クリームで歯を磨いた。
さすがに、今度は味でわかったらしい。

よかった。味覚はまともだったんだ。
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by suzume-no-oyado | 2009-10-04 06:37 | 日本 | Comments(0)

夏の思い出 その1

10月に入ったというのに、「夏の思い出」もあったもんではないが、やっと日常生活が戻ってきた。

7月の初め、娘の引っ越しに始まり、日本滞在、デイブ君来日、4年ぶりの家族団欒(??)、長女の卒業式、そして締めは再び日本で、長女の初めての日本暮らしのお手伝い。

この年になると、日本滞在が1週間ちょっと、というのは、かなりハード。
時差ボケと長時間の移動の疲れが消えて、一息入れたところで、また移動である。
おかげで、肩と首がガチガチ。

ミラノに戻ってきて1週間。活動開始といったところ。

ため込んだ夏の話を、どこから始めて良いものやら。
とりあえず、デイブ君の来日写真を少しアップ。

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浅草寺で人力車に乗るデイブ君。
カップルじゃないって、何度も言っているにも関わらず「かわいいカップル」と言われる。



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西湖近くの「いやしの里」で、デイブ君は戦国武将の衣装。娘は旅娘の衣装。



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8月6日 鎌倉八幡宮でのぼんぼり祭り。
境内右手の蓮池にて。

今年、初めて「ぼんぼり祭り」に行った。実は、今まで、ある事すら知らなかった。
八幡様の境内と若宮大路の参道にぼんぼりが飾られ、地味だけど、趣のあるお祭りだ。

帰る間際に、「お世話になりました」と食事に招待してくれた彼。
お寿司とフグ。初めてのフグに感激。イギリスに帰ったら自慢するんだって。ふぐは毒を含んでいて食べれないとされているので、十分自慢できるらしい。そして、イカの生き造り。最後まで、足を触って遊び、ビデオまで撮っていった。

実はこのふたり。事もあろうに「ラブホテル」に興味を持った。
まぁ、ある意味、ラブホテルは日本の文化とも言えるわけで。

だいたい海外における日本の情報って、時々空恐ろしくなる。ラブホテルならまだしも、風俗嬢やAV嬢のフィルムがYOUTUBUとかでながされ、しかも何の説明もないから、これが日本の女の子のイメージになるわけ。もちろん、分別のある人はちゃんと分かっているんだろうけど、分かってないのも多いから、海外に行く若い娘はご用心である。

で、娘に、思わず「入って何するの?」って聞いてしまった。だって、彼はゲイ。

「カラオケとかあるところがあるんでしょ?歌って帰ってくるだけよ。」って。
そうか、社会見学か、、、。あ、結局は行きませんでしたが。

他に逃した事と言えば、ヨーヨー釣りと金魚すくい。

「次は絶対やりたい!また来ます!」と明るくイギリスにもどって行った。

楽しいゲストだった。いい思い出をありがとう。
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by suzume-no-oyado | 2009-10-01 20:03 | 日本 | Comments(0)

ただ今、日本上陸中

ミラノ出発当日、朝トフィーをリアナさんのところへ連れて行ったりで、バタバタとして、気がついたら飛行機の中って感じだった。
ああ、トフィーは今頃、ワイン畑の下の丘の上で11匹の犬たちと一緒に遊んでいる事だろう。

で、日本に上陸してから、早いもので約2週間。
長女と二人横浜に到着した次の朝、彼女のハウスメイト・デイブ君到着。

それからというもの、彼の10日間の日本の旅を楽しんでもらうよう、あれやこれやと奔走。
浅草では人力車に乗り、そのあとジブリの森美術館。彼は宮崎の大ファン。

あいにくの天気の中、富士山へ。雨は上がったものの、すっかりガスっていて、富士山の「ふ」の字も見えない。とりあえずホテルに行く。世界で一番大きいログハウス。想像以上によかった。
本来なら、富士山が目の前のはずが、ただただ、真っ白。
ゴルフ場と併設されているので、たまには、と、ゴルフの打ちっぱなしへ。5歳以来やっていないというデイブ君。なのに、2球目くらいからは、かっとび状態。
おお!さすがイギリス人!

貸切状態の中、大浴場へ。男湯のみ露天風呂がある、男尊女卑。
かなりゆっくり入っていた私と娘だが、出てみたらデイブ君がいない。なかなか帰ってこないので、湯あたりを起こしてひっくり返っているんじゃないかと心配し始めたところで帰ってきた彼。
あんまり気持ちがよかったので、思わず長湯をしてしまったそうだ。

その夜は鉄板焼きを堪能し、あとはカラオケ三昧。
子供の頃、聖歌隊でイギリスで上位5人に選ばれた経歴の彼の歌声は極上。
なかなか私好みのセクシーな声で、つい酔いしれてしまったアラ・フィフティーの母。

次の日は、西湖の近くの「いやしの里」へ。
江戸時代から昭和初期のわらぶきの民家が立ち並ぶ村がある。
足を踏み入れたら、「もののけ姫」の雰囲気が。
上杉謙信と武田信玄の資料館で、デイブ君は戦国武将、娘は旅娘の衣装を着せてもらい、しばし写真撮影。写真はミラノに戻ってからのせます。
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by suzume-no-oyado | 2009-08-06 14:21 | 日本 | Comments(4)

一時帰国

ただいま、日本滞在中。
マンションの3ヶ月点検で、今回はたったの2週間。
でも、お一人様なので、なんともお気楽なのがウレシイ。

日本はゴールデンウィークの真っ最中。その終盤の土曜日の夜に到着。
鎌倉に住む姉がこの週末しか泊まりにこれない、との事で、一息入れる間もなく遊びモードに突入!

まずは、ランドマークタワーの5階にあるレストランでお食事。
夜景の綺麗なレストランで、姉妹ふたり幸せに浸る。ワインも美味しいし、肝心のお食事もはずれの無い味。こう言ってしまうと、なんだかアイソもコイソも無いけれど、イタリアンとフレンチの間のようなお料理は、体に良い食材を使っていて、全体にやさしいお味。飛びぬけて美味しいということは残念ながら無いけれど、その代わり、飛びぬけてがっかりというお味も無い。普通よりは美味しいのはもちろんで、お約束どおり美味しいお味というのがぴったりかな。

はずれの無いレストラン。2回目だったけれど、やっぱりまた来たいと思う。
ただひとつ残念な事は、ウェイター・ウェイトレスの説明が、バイトレベル。せっかくあれだけいい雰囲気なのだから、もう少し教育してほしいなー。

さて、適度な満足感に包まれたので、今日はもう一軒。
ガイドブックで見た、日本大通にある古いバーへ。

せっかくメモってきた店の名前と連絡先。しっかり家に忘れてくる。やっぱりね、、、。

とりあえず、タクシー乗り場へ行き、運転手さんに説明。そうしたら、知っているというじゃないですか!なので、連れてってもらう事に。

ああ、それなのに、それなのに、、、。

事もあろうに運ちゃんは「この辺のはずだけど、、、」と言って、立ち去った。
コンビニで尋ねてみたが、解答ゼロ。いき行く人にも尋ねてみたが、ムダ。
仕方が無いので、電話案内で番号を調べ、どうにか到着する。

紅茶のリキュールをベースにしたさっぱり系のカクテル・横浜VOLUM2。
お店特製のショウガをつけたウォッカで作られたモスコミュール。

昔ながらの古きよき時代の雰囲気の中で、二人ほよよん。

家に帰って寝たのが、4時近く。明日は、近所の温泉に朝湯に行こうっていうのにね。

それでも、楽しまなきゃ損!モードの姉妹は、しっかり早起きして7時過ぎには朝風呂ちゃっぷん!海を眺めながらの朝風呂は最高だった。

さて、それから、モーニングを食べに行き、疲れた体を労わろうと、整体マッサージへ。
どっと疲れは出たものの、心地いい状態で行き着いたのは映画館。

チケットに30分以上も費やしたけれど、めげることなく並んでゲット。
軽くお昼を食べた後、久しぶりの映画を満喫する。

特別見たい物は無かった中で選んだのは「NEXT」。サスペンス・アクションで面白かったけれど、最後がはっきりしないタイプので、二人で不完全燃焼。

本当に最近の映画はこのタイプが多い。結末はどうなったのか。創造にお任せしますって。
余韻を楽しめるのかもしれないが、好みとしては、小説も映画も結末がはっきりしているほうが好き。しかも、途中、楽しませるだけ楽しませておいて、これだと余計腹が立ってくる。

フルコースで楽しんだ二日間。なんだか、これで帰ってもいいかも、なんてね。

さ、早く用事を済ませて、ゆっくり過ごそうっと。
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by suzume-no-oyado | 2008-05-07 19:09 | 日本 | Comments(7)

大根役者

今回の一時帰国には、もうひとつ目的があった。
娘達を広島の原爆資料館に連れて行くこと。

夫の実家が四国なので、松山からスーパージェットと呼ばれる水中翼船で1時間。
「晴れてれば、瀬戸内海の島々がきれいよ~。」と言われ、楽しみにしてたのに。
5分で熟睡。
おりしも台風7号接近中で、船はいい感じで揺れていた。
酔わなきゃいいな、なんて心配は無用。

広島港から市電で原爆ドームへ。
東京に比べて西日本は暑いとは知ってはいたが、とにかく暑い。
大阪の暑さとは、また別格である。

ジリジリジリ。

「こんな暑い日だったのよ。原爆が落ちたのは。」

見せたかった。娘達に。
私は10歳の時に、長崎の原爆資料館に行った。
その時の衝撃は今でも忘れない。

誰が悪い、どっちが悪い、と言う問題ではない。
「使ってはいけないもの」と、子供心に思った。

彼女達も、もちろん原爆の事は勉強した。
アメリカサイドから受ける印象と、必ずしも同じではない筈。

ドームから資料館まで10分はかからないのに、炎天下の中、
どうも熱中症にかかったよう。
倒れそうだった。

すごい人ごみの中、娘達には英語のガイドを渡し、別行動。
ひとつひとつ真剣に聞いてくれるのかな、の心配をよそに、けっこうちゃんと回ってる。
感心、感心。

音響と展示で、半分タイムスリップしたようで、空気が重たい。

相変わらず気分の悪い私は、途中休みながらも、とんでもない人ごみは避けたので、
彼女達を外で待つ事になった。

出てきた。

と、開口一番、「このガイド最低。あんまりだよ。」と。

アメリカンアクセントの外人がナレーションをしていた。
普通に話しているところは、問題ないと言う。
幾つかの場面が詩や物語の朗読になっていた。
しかも、とっても悲しい場面なのは分かる。
が。
このナレーター、恐ろしいほどの大根役者。

「ぁぁ~、ぉかあさん。」と言う、か細い悲しそうな台詞が、彼女にかかると、
「おあぁあぁ~!おかあさん!」と、ムンクの叫びのように大げさになる。

声で聞かせられないのが残念。

笑っちゃいけない、と分かってはいたと。
周りの人たちも、悲痛な顔をしてるし。

出口近くの最後の朗読で、我慢の限界が来た彼女ら。
プーッと噴出し、転げまわるように笑ってしまった。

ヒンシュクを買ったのは、言うまでもない。
でも、責めないであげて。
悪いのは、その大根役者なんです。

しかし。

一体、私たちの目的は達したのだろうか??
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by suzume-no-oyado | 2006-09-01 17:35 | 日本 | Comments(4)

アサリじいさん

もうひとり、忘れてはならない人がいた。

あれは、3年前の夏の事。
姉とふたり、近所のスーパーへ買い物に出かけた。

「今晩、何にする?」
「何にしようか。」
と、何気ない会話をしてたら、アサリの特売を見つけた。

「アサリの酒蒸しが食べた―い。」と、即食らいついた。

なになに。
プラスティック容器に入るだけいれて、同じ値段ね。
よっしゃー!がんばって入れようねー、と姉と張り切る。

まだ入る、まだ入ると、がんばっている私たちの横で、奮闘しているじいさんを発見。

あれ?あれあれ? なんか、おかしい。

じいさんったら、がんばって入れてるのは良いけれど、
入れるたび反対側から落ちてるって。

ポロポロ ポロポロ。

でも、気がつかないじいさん。
どうして、一杯にならないんだろうって顔してる。

まるで、穴のあいたバケツに一所懸命砂を入れている子供のよう。

ポロポロ ポロポロ。

笑っちゃいけないのは分かってる。
でもね、人には限界と言うものがあってね。

姉とふたり顔を見合わせ、フッと鼻息が洩れた途端、耐え切れなくなった。
じいさんが見えないところまで、ダーッと必死で駆け込み、
おなかを抱えてヒーヒー笑った。

ごめんね、おじいさん。
今でも、思い出すたびフッと笑える私です。
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by suzume-no-oyado | 2006-08-29 04:25 | 日本 | Comments(2)

毛抜男とマスカラ娘

こう長く日本を離れていると、かなり「浦島太郎」状態になってたりする。
新聞や雑誌、友人との会話で話では知っているが、実際に見た事の無いものもたくさんある。

ちょっと前だが、「やまんば化粧」がはやってった頃、帰国したにも拘わらず、
一度も出会わなかったのが残念でたまらなかった。

電車の車内が自宅化してて、化粧は勿論の事、お弁当を食べてたり、
着替えまでしてしまう人がいると言う。
前者2つまでは見たことがあるが、さすがに着替えまでは無い。
やっぱり話だけではつまらない、と電車に乗るたびキョロキョロするが出会えないでいる。

こう言うものは、キョロキョロしなくたって見れるものだと思った。

嬉しくなるほど、変わった彼を発見。

小田急線の藤沢に向かう車内の中。
ワイシャツを着た若い男がひとり、鏡で顔を見ている。

ふ~ん、男でもこんなとこで鏡を見たりするんだ―。
「おしゃれになったのね」、と思う反面、「バカか、おまえは!」、との思いが交差する。

と、そこで目が見開いた。

彼は鏡を見てるだけじゃなかった。
手には毛抜が握られ、プチプチと剃り残しのひげを抜いてるじゃあないか。
それも、丁寧に丁寧に。

駅に着く寸前に、彼は鏡をしまいこんだが、手には毛抜を持ったまま。
ホームに下りて歩き出したというのに、また,プチッ。

すごい奴だ。

私たちの時代には、枝毛を小さなはさみで切ってヒンシュクを買っていた娘たちがいた。
最近は、口紅を車内で塗っていたって、別に珍しくも無い。
化粧直しまでは許せるとしても、スッピン女性がおもむろに化粧ポーチを出して、
一から化粧を始めたのを見た時は、さすがにすごいと思った。

あと、マスカラ娘。
今の子は、一体何種類のマスカラを使ってるんだろう。
車内で30分はマスカラを塗っていた。
重ね塗りのスゴイコト。
私なんて、マスカラ一回買ったら1年近くはもつけど、あんな使い方してたら、
たまんないだろうな、なんて余計なお世話を考える。

あ、電車が揺れた。

思わずマスカラ娘を見たが、そんな揺れには動じず、涼しい顔で塗り塗り。

もっと電車が揺れて、思わずマスカラがおでこにベーッとついたら、
どんな顔するのかな、なんて期待してみたりする。

そんな意地悪な事を考えられてるとも知らず、マスカラ娘は準備完了。

残念、、、。

さて、次は何が見れるだろう。
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by suzume-no-oyado | 2006-08-28 15:09 | 日本 | Comments(0)