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Moelleux au chocolat

ミラノに越してきて、初めてのお料理アップ。

なんだか、なかなかお料理のペースがつかめず、家族からも非難ゴウゴウ。
オーブンも古くて、温度調整がおかしいし、いつもの食材は見つからないしで、お料理意欲がすっかりなくなっていた。

でも。

さすがの私も、近頃欲求不満になってきた。作らねば、、、。
こうスランプになると、一体今まで何を作ってきたのか、すっかり忘れてしまっているありさま。一体誰がお料理の先生だって? 自問自答。

一昨日は、ミラノの高級食材店ペックに初来店。
こういう店って、全てが美味しそうな気がしてくるから不思議だ。
取りあえず、チーズとお肉を買って帰る。
日曜日、美味しそうな霜降り牛肉のステーキに。そりゃ、米沢牛とは言わないが、かなり満足のお味。この日はウンブリアの赤ワインをグビグビ。

って。肉焼いただけじゃないね。あ、でも、添え野菜に、ポテトのガーリックソテーと赤・黄ピーマンのオリーブ炒め、ズッキーニと玉ねぎのソテーも一緒。私的には、シンプル・ステーキに色々な野菜のサイドディッシュを一緒にいただくのが好みかな。

一晩開けて月曜日。
昼過ぎに知り合いが訪ねてくるので、簡単なケーキを、と焼いたのがこれ。
実は、私が食べたかった。
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Moelleux au chocolat ソフト・チョコケーキ。 
またの名を「とろけるチョコケーキ」(ソレイユさん命名)

なかなかアップの機会が無く、今日まで来た。
恐ろしく簡単で、こんなに美味しいなんて嘘のよう。しかも、冷蔵・冷凍可。嬉しい作りおきケーキ。食べたい時に、サッと7~9分焼いて熱々、トロトロがいただける。
う~ん、なんて優れもの。

そのままでも美味しいけれど、私はやっぱり甘さ抑え目のオングレーズ・ソースが好き。

カロリーを考えなければ、こんな幸せなケーキはなかなかない。
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by suzume-no-oyado | 2007-11-27 07:33 | お料理 | Comments(6)

自分の部屋

最近、とても嬉しい事がある。大きな事ではないが、ささやかな喜び。

それは。

夜寝る前の読書が好きなだけできるようになった事。

なぜかって?

ふふ。実は、、、。念願の夫婦別寝室になったのでありますぅ。

とても神経質な夫を持つワタクシ。舌打ち事件もありました。 
紆余曲折を経て今日のこの日となりました。

最近、夜中や朝方の変な時間に目が覚める彼。
1度目が覚めると、次の眠りを本を読みながら待たなきゃならない彼。
横で眠る私の事などお構い無しに、平気で明かりをつけてた若い頃。
少しは成長したのか、気を使い始めた50代。
だからと言って、明かりをつけないということではない。
一応「悪いな、、」と気遣いながらスイッチを入れる。

どちらにしても、妻の眠りは妨げられる。

去年一年間、ほぼ別居状態だった私たち。お互い、ひとり寝の気楽さを味わってしまった。
自分だけの静かな眠り。あ、私はトフィーとの穏やかな眠り。

ミラノでの生活が始まってから、私の「静かな眠り」は、夫の咳払いやイビキ、はたまた無神経な明かりで妨げられ、彼の「平和な眠り」は、私の時間差ベッドタイムや長々読書タイムにより妨げられた、ってわけ。

ある日、夫のイビキから逃れる為、隣の部屋で寝た。ああ、なんて静か、、、。
そして、その早朝、目覚めた夫。気を使いながら明かりをつけたら、隣にいるはずの私がいない。途端、気が楽になった。

急に「自分の部屋」が出来て、なんだかすごく嬉しい。結婚前は、「自分の部屋」があるのは当然だったけど、結婚後は「夫婦の部屋」だったもの。それはそれで、嬉しかったけれど、こうしてまた「自分の部屋」が戻ってくると、すごく新鮮。

ただ、ひとつだけ不満が。

彼に明渡した「夫婦の部屋」は、「私の部屋」より、ちょっと、いや、かなり大きい。
旅館の男風呂が女のより広いのみたいに、少し悔しい。
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by suzume-no-oyado | 2007-11-24 08:05 | 暮らし | Comments(4)

ハゲふたつ

あんな短いあわただしいパリ滞在。それでも、なんだかまったりとする出来事がふたつ。

イタリア領事館での事。

窓口の女性が名前を呼ぶ。 「セニョール・テデスコ、セニョール・テデスコ」
立ち上がって、窓口に向かう男性。

待合室のみなの視線が彼に。だって、とっても変わった名前。
「テデスコ」はイタリア語でドイツ人。つまり「ドイツ人さん」ってわけ。

窓口に行った彼は、開口一番、「私はテデスキです。テデスコではありません。 イタリア人ですから。」とムッとしながら訴えた。

それを見ていた人たちは、思わずこっくり。彼のむかつきは良く分かる、と。
ただですら、「○○人さん」なんて名前珍しいのに、その上、他国の名前じゃ、
よっぽど嫌だったんだろうな。

ちょっとした間違いが、見知らぬ人たちを一つにした出来事。

地下鉄内で。

通路に立っていた私。座席の上の手すりを握っていた。
その私の手の両側にハゲふたつ。 右に白ハゲ、左に黒ハゲ。

色も対照的なら、ハゲタイプも対照的。
黒は完全つるっぱげ。 白は辛うじてわずかな毛が線を描く。
黒は、砂漠のようにカラッとドライ。でも、ドライを通り越してひび割れを起こしてる。
白は、なんだかしっとり、じっとり。ちょっと匂いそうで、思わず顔を遠ざける。

う~ん、実に興味深い。こんな見事に対照的なハゲが並んでいいものか、、、。

困った事に、おせっかい虫がうずいてくる。
かばんの中のハンドクリーム。チュルチュルっと絞って、黒ハゲを潤わせてあげたくなった。

想像しただけで、ぶっ飛ばされそうなので、ご遠慮しとこう。
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by suzume-no-oyado | 2007-11-15 23:25 | 暮らし | Comments(0)

パリ大忙し

夕べの11時すぎ、クテクテでパリから戻ってきた。たった1泊のパリ行き。
のびのびになっていたビザを取りに行って来た。

月曜日の午後のフライト。家を出たときから運が無かった。
タクシーを呼んで、乗り込んだ。走り始めた途端、運ちゃんが「やばっ!ガソリンがゼロだっ!」って。駅前のタクシー乗り場に行くから、までは理解できたが、だから何?
大回りして(一通の多い所なので)駅前に到着。ああ、わかった。乗り換えるの?と聞いたら、そうだって。で、別のタクシーに乗り換えて、なんとか無事空港へ到着。

空港からホテルもタクシーを使い、9時過ぎ、無事ホテル到着。久しぶりのJSTV(日本語放送)を満喫して眠りにつく。夜中、おなかの辺がスコスコして目がさめる。ああ、大切なものを忘れてきたんだった。

腹巻。 夏でも冬でも、肌身はなさず。 
パジャマの上着はしっかりズボン中に入れる派のワタクシ。だからほんとなら旅館の浴衣も好きではない。ましてや、ネグリジェなんて問題外。

今時、腹巻なんて、って姉に笑われたっけ。
仕方がないので、バスタオルを巻いて寝た。色気の無い話である。

朝10時のアポ。行って、ビザのシールを貼ってもらって終わりだと思っていた。

が。

名前を呼ばれて、いそいそ行くと、「3番の窓口なので、お待ちください」と。
で、3番に行くと、人がいない。待つ事30分。やっと担当者が来て手続。出来上がりは1時間半後なので、少しの自由時間。

12時前に舞い戻れば、「プリンターの故障でビザが印刷できないので、もう少しお待ちください」と。

30分後、修理してるが、まだダメだと。そして、また30分経過。

結局、返事はまだ治らない。で、今日はいただけるのかしら?と質問。 私だって差し上げたいんですよ、を強調する担当者。1度お帰りになって、連絡をお待ちくださいとのこと。

何の為に、数週間前、書類を全部渡したのか。なんだか空しくなってきた。
本当に今日もらえるのだろうか?

取りあえず、予定していた帰りの午後のフライトを夜に変更。

午後2時半。「グッド・ニュース」と連絡が入る。すぐに取りにいけると思ったら、5時前じゃないと用意できないって。なんで?プリントアウトするだけじゃない。

文句言ったってしかたが無いので、5時前に取りに行く。
受付に行くと、今日はもう終わりだと。いえいえ、電話をいただいたので、こうして来たんですよ、といっても信じて貰えず。担当者の名前を言って、確認を要請。それで、やっと中に入れた。

時間外に来るって分かってるんだから、ちゃんと受け付け通しておいてよねー。

細切れにされた今日の一日。それから、ホテルに戻って、即空港へ。
夜から交通ストが始まるので、込んだら大変と、少し早めに時間調整したが、思ったよりも早く到着。でも、遅れるより、まし。

着いて、またガビーン。 出発の遅れだって。 8時25分だって十分遅いのに、、、。
9時出発予定が、結局、ボーディング開始が9時15分。10時半過ぎにミラノ到着で、家にたどり着いたのが11時過ぎ。

自分で思わず「お疲れ様」と、声をかけた。

一晩開けて、今朝。学校をサボりたい気分むんむん。ああ、でも、何の為に昨日のうちに帰ってきたんだったっけ?と、自分を問い詰め、「無理して風邪引いたら、なんにもならないよ」の娘の言葉を払いのけ、頑張って学校へ。

そうよ、私はグッド・ガール。 なんちゃって。

そうしたら、明日テストだって言うじゃない。 どっと疲れが出てきた。ごほうびがこれ?
はぁ~、、、。力が抜ける。

でも、試験の当日、何も知らずにひょこひょこ行くより、マシかもしれない。
今晩は試験勉強だ。

頑張れ、私。
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by suzume-no-oyado | 2007-11-15 00:22 | 暮らし | Comments(4)

良薬口に甘し

今回、家族全員が風邪を引いた。
私は、取りあえず自力で快復したが、元来からだの弱い夫と次女は、ドクターのお世話になった。忙しい夫は、ドクターが会社まできてくれ、処方箋を出してくれたので、私が動く事は無かったが、次女の場合は、そうは行かない。

今日はよくなる、明日はよくなると、ズルズル引きずって、いよいよと思ったのが金曜日。
明日は土曜日、お休みである。「じゃ、今日しかないじゃない」と気がついたのが、語学学校についてから。Sさんに教えていただいたドクターの詳細は家にある。なので、学校に置いてある英語の情報誌から選んで電話。取りあえずお昼過ぎにアポを取り付けた。

あいにく、その日はスト真っ最中。乗り込んだタクシーがデモで足止めされたので、別の通りに走って次のタクシーをゲット。苦労して家にたどり着き、時間が無いのに悠長にしたくしている娘を追いまくりながら、何とかアポの時間に間に合わせた。

アパートのワンフロアが診療所になっているメディカル・センター。
診てくださったのは、ドイツ人の女医。

ドイツ人は、とってもビジネスライクだと思っていたら、ところがどっこい。稀に見る医者かたぎで、ビックリそして安心した。

自分の携帯番号を教えてくれ、いつでも必要があれば連絡をください、と。家まで参ります、と。夜でも、週末でもかまいません、って。

そんな医者、今時いたんだ。 今後のミラノ生活、なんだか安泰である。 
新しい国で、信頼できるお医者さんを見つけるのって、意外と難しい。

帰り際、ドクターの後ろの棚に、これから自分の為に買おうと思っていたクスリを発見。
ここで買えるか、聞いてみたら、それはサンプルとの事。なーんだ、と思ったら、ドクターったら、2箱も私にくださるじゃない。ちょっとずうずうしかったかな?と思ったけれど、なんか得しちゃった。

処方箋を持って、家の近所の薬局へ。
喉用に粉薬。鼻用に錠剤。咳用に液体(シロップではない)。それでも、良くならなかったときの為に、抗生物質の処方箋も書いてくれた。

イギリスは、咳のクスリは大人でもシロップが多いが、殆んどは錠剤。
フランスも同じ感じ。

ここイタリアは、粉薬が多くて、ビックリした。日本みたい、と思ったら、ちょっと違う。
夫に薦められて飲んだ粉の鎮痛剤。苦かったら嫌だな~、と思いながら飲んでみたら、なんと甘いじゃない。甘いったって薬の甘さじゃなくて、まるでレモン・シャーベット。そういや、粉のラムネでこんな味があったっけ、と子供が小さかった頃を思い出していた。

ほんとにクスリなの? こんな美味しい薬ってあるのだろうか?

娘が貰ってきた薬。これはどんな味なんだろう? これも甘いとは限らないものね。
粉、と聞いて、嫌々飲む娘。 飲んだ途端、あれ?って。

どんな味?  歯磨き粉みたいなミントの味。 ふふ、おいしい~。

ふたつ目の錠剤は問題なし。次は、咳止め。少しの水の中に、20滴クスリをたらし飲む。なんだか匂う。恐る恐る飲んだ娘が悲鳴をあげた。

まっずーいっ!

彼女曰く、クスリの味じゃないよ、これって。
しょうがないね、でも、まずい薬ってやっぱり効くような気がするのよね。

夫が後日、ためしに飲んでみた。まずいまずい、と言われてたので、覚悟して飲んだ彼。

「ぜんぜん平気じゃないか。 だって、これウゾ(ギリシャのリキュール)の味だぜ」って。

小さい頃から、ウゾに近い味のリカリスをお菓子で食べていた彼女だが、これとそれは違うと言う。私にしてみれば同じなのに。

でも、どうせ飲むなら、お薬だって美味しく頂きたいものだ。

あ、でもでも、、、。
日本に帰ったら、子供のようにお薬嫌いになっている自分がいるかもって、ちょっと心配になってきた。
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by suzume-no-oyado | 2007-11-12 15:56 | 暮らし | Comments(4)

風邪っぴき

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紅葉が綺麗な今日この頃。ヨーロッパの秋は短いので、後数日ですっかり葉っぱはなくなってしまうのだろう。あとは、なが~い冬。覚悟しなくてはいけない。
写真は、アパートの前の小広場。

先週パリに、まだ性懲りも無く残っている事務処理を済ませに行ってきた。

行く前から、少し風邪気味だったのが、一泊目の夜で決定的になった。
久々のフルコース。
熱こそ出なかったが、喉、咳、頭痛、鼻詰まり。くしゃみ連発で体力消耗。取りあえずクスリは飲み始めたものの、日々悪化。まるで、夫の怒りのように、頂点まで行かないと下がってこないのか、、、。

あれからやく1週間。快方にはむかっているものの、なんだか頼りない。
夫と娘はと言えば、柔い彼らは当然のように私より先に、風邪を引き、いまだ引きずっている。いやはや、しつこい風邪だ。

原因は、たぶんヒーター。
イギリスにいた頃は、ヒーターによる乾燥でよく喉をやられた。
一軒家だったので、いつもヒーターをガンガンに入れてて、ガス代の請求書を見て毎年ぶっ飛んでいた。

フランスは、アパート暮らし。ヒーターの温度を最高にしてても、やけに寒い部屋だった。なので、喉からの風邪はほとんど無かったっけ。ありがたいのかなんなのか。
誤解の無いように言っておくが、フランスのアパートが全部寒いわけじゃない。我家がそうだっただけなので。

ここミラノのアパートはとっても暖かい。
大家さんが寒がりなのか、早くからヒーターを入れてくれた。

アパートの場合、各戸で暖房を入れられるタイプとアパート全体で入る二通りがある。我家はフランスもミラノも後者のタイプ。各部屋で温度調整はできるが、ヒーターが入り始める時期は大家さん次第。パリの大家はケチだったのか、なかなか入れてもらえず、毎年寒い日が数日続いて、やっと温かくしてくれた。
でも、ここは、ちょっと寒くなっただけで、すぐ温かくしてくれたのでよかった。

でも、、、ちょっとあったか過ぎかも。

じゃ、スイッチ止めちゃえば良いじゃない、と思うでしょうが、これまた古いスイッチで、回そうものなら壊れてしまいそうで、恐くて触れない。それでも、ベッドルームだけは、喉の為ヒーターを切ってしまっている。それでも、十分暖かい。上と下から挟まれているせいか、床もなにやら暖かく、まるで床暖房。

でも、寒い事を考えたら、ずっと恵まれているのよね。

引越しから約3ヶ月。
取りあえず、生活しやすくなってきた。
でも、なんだかぱっとしないラウンジ・ダイニング。
大理石の床と言えば聞こえがいいが、やっぱりラグが無いと殺風景。
そこで、念願のラグを購入することに。

何軒かじゅうたん屋さんに足を運んだが、あまりの多さにどれにして良いのか分からない。
そうしたら、一軒だけ、いくつか選んだ後、家に運んでくれて、実際に敷いてみて、選べると言う。想像力の無い私にピッタリなアイデア。
で、適当にそれぞれの場所に数枚選び、トライアル。

また選ぶのに時間が掛かるのかと思いきや、敷いた途端にどれが良いのか一目両全。店で見たときには、良いな、とおもった物も、実際に敷いてみるとまた違って見える。
洋服と一緒。鏡の前であわせて、「いいな」と思っても、実際に着て見ると「あれれ??」とがっかりする事がある。ほんと、トライアルって大事だ。

ラグを入れて、私たちも喜んだが、一番喜んだのはトフィーかもしれない。
大理石の床じゃ、滑ってソファーにも登れなかった彼。気がつくと、ヒョイっと乗っている。

でも、お願いだから、散歩後の洗った濡れた顔を、新しいラグで、グイグイ拭くのは止めて欲しい。ね。

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写真はダイニング。真中奥に飾っている白い大きな花瓶は、パリの生徒さんたちからのプレゼント。嬉しく使わせていただいてます。ありがとう。
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by suzume-no-oyado | 2007-11-07 23:52 | 暮らし | Comments(4)