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クリスマス・ラブ

なんとも間の抜けたクリスマス・グリーティングになってしまったが、このままやらずに終わるのもなにかと。 なので、、。
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A merry Christmas !!

Joyeux Noel !!

Buon Natale !!



と、とりあえず英・仏・伊語で、ご挨拶。こう書いて、フッと思った。願わくば、これ以上国を変わりたくない。また、新しい言葉なんて、、、う~っ!考えただけで恐ろしい、、、。 

怖い事は考えない、と言う人生のポリシーを守り、ちょっとステキなお話へ。

クリスマスには色々なドラマがつきもの。
特に空港や駅のような出会いと別れの場所なら尚更。

クリスマス前の12月20日、ロンドンから帰ってくる長女を迎えにリナーテ空港へ。
30分遅れの到着。アライバルの扉の前で待つ。

何を考えているのか、通路のマン真中に突っ立っている女性ふたり。中から出てくる人の邪魔になるって考えられないんだろうか?あ、考えられてたら、そんな所に立っていないだろうって?そりゃ、そうだ。

クリスマスの再会。久しぶりに会う娘や息子、両親。何処の国も一緒。
孫娘がおじいちゃん、おばあちゃんをお出迎え。満面の笑み。可愛いキス。

たくさんの微笑ましいシーン。
おや?でてくる人の感じが変わった。やっとロンドン便の乗客が出てきた模様。
全身黒ずくめの女性。長い黒髪、濃い化粧。アダムス・ファミリーの奥さんに似ている。
恐ろしく大きい男性。どう考えても軍人タイプ。
絵に描いたような、気取った英国紳士も登場。

まだ、出てこないうちの娘。

若い女性登場。迎えに来ている彼を発見。ちょっと泣きだしそうな笑顔。
遠距離恋愛なのかなー?と勝手に想像。お決まりのチュッチュッが始まるんだろうな、とこれまた勝手に想像。

ふたりは歩み寄り、抱き合う。言葉は無い。キスも無い。ただ、ただ抱き合う。
彼の手には、一輪のバラの花。
無言の抱擁はまだ続く。お互いの存在を確かめるような、そんな静かな抱擁。
なんだか、ステキ。
いつしか、待っている全員が観客になっていた。
ウルッとするおばあさん。私の目にもつい涙が。

そして、静かなカップルは立ち去っていった。

ドラマを感じてしまった瞬間。そんな感動の時を打ち破るように、呼び捨てで呼ばれた我が名前。失礼な、誰よ、誰ッ?

ぽ~っとしていた時に出てきた長女。 私を見つけて、ニッコリ笑って手を振ったが全然反応無し。「アホか、うちの母親はっ!」と半ばあきれて、呼び捨てにして叫んだ母の名前だった。

一瞬、ムッとして、我に帰った。

お帰り。

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今年から参加したサンタの音楽隊。


長女が5歳くらいのときに、粘土で作ったナティビティー・ドール。
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ロゴの天使の人形は、あけみさんがくれたリモージュのアンティーク。
本当はTOOTH FAIRYだけれど、キラキラしてクリスマスっぽい。そこの蓋を開けると、中の絵がまた可愛いのが好き。
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by suzume-no-oyado | 2007-12-27 16:00 | 暮らし | Comments(2)

反省デー

よくない事と言うのは、どうして立て続けに起こるのだろう。

今朝、スコットランドに発つ娘を送りに空港まで行った。
家から空港までは、たいていタクシーを利用している。なので、いつも通り出る直前にタクシー会社に電話をかけた。駅前のタクシーは、電話をかけたら、本当にすぐ来る。戸締り確認、鍵をかけて、外の通りにでたら、ご到着って感じ。マゴマゴなんてしてられない。

なのに。

電話をすれども、だーれもでない。 な、なんで??
そんなわけないさ、と何度も何度もかけてみる。 やっぱりダメ。

予定時刻を15分過ぎた所で、我慢ができなくなる。
娘とふたり家を出て、私はひとり駅前のタクシー乗り場にすっ飛んでいった。さすがに大型トランクを転がして、ふたりでそこまで行く気はしなかったので、娘は家の前で待たせておく。

駅前タクシー乗り場には、やっぱり電話が通じなくて、ここまで来た、という人がいて、ふたりでブツブツ。

とりあえず、タクシーゲットで、先ずは娘の待つ家まで走ってもらう。荷物と娘を詰め込み、やっと空港へと向かう。

そして、アンラッキー2件目。

無事、娘を送り出し、私は半分ミスった語学学校へ向かう予定、だった。
あいにくタクシーは超長蛇の列。う~ん、バスで行こうか、、、ちょっと迷っていた所に、バス到着。やっぱりバスで行けって事ね、と自分で納得させ乗り込んだ。

数十人乗り込んだところで、出発寸前に降りた人が数名。ン?とは思ったものの気にせずにいた。それが間違いの元。乗ったバスはミラノ市内ではなく、反対方向行き。ゲッ!と思ったが、ここで慌てても仕方がない。すぐ次のストップで降りたら、間違えた事がバレバレ。ほんの少し恥ずかしかったので、二つ目のストップで涼しい顔で降りる。こんなところで見栄を張ってどおする?!と、突っ込む自分。

なんて事は無い、ここから反対(ミラノ)方面のバスに取り替えれば良いんじゃない。
そう思っていたら、甘かった。
次は30分後だ。

どうしよう、、、。落ち着いて降りた場所を見回してみたら、なんともいえず寂れた場所。
歩いていくったって、すぐ横は高速並みの道路。当然歩道なんてない。

30分待てっていうのね、、、。がっくりと肩を落とす。だって、今朝はマイナスまで落ち込んで、とんでもなく寒いって言うのに、、。

それでも、もう一度悪あがき。おっと、なにやら空港専用の駐車場を発見。
入り口のお兄さんに、バスを間違えちゃって、ここから空港に戻りたい旨を伝えたら、優しいお兄さんは、駐車場専用のリムジンバスに乗っていけば良いって。あぁ、救われた。

人生捨てたもんじゃない。(おおげさー)

そして、空港に戻り、晴れてミラノ行きのバスに乗り込んだ。やれやれ。
これから授業に出る気力は極端に無くなった、おまぬけな私。

今日の仕事はまだふたつ残っているし、クリスマスカードでも買って簡単にランチを済まして、領事館に行こうと決心。

お話は必ず3つ何かが起こるのがお約束。 用意されたような3つ目のアンラッキー。

領事館のある駅に着き、カフェでランチ。席に座って、思わずヒエーッと声をあげた。
ないっ! ないっ! 持ってた筈の領事館に提出する書類が無いっ!

周りの人が心配してくれて、事情を説明。何処に置き忘れたのか、すっかり記憶に無かったが、説明しているうちに、運良く思いだす。デパートだ。
とりあえず食べた気のしないランチを済ませ、デパートに舞い戻った。クリスマスカードを支払った時に置き忘れた記憶は正しかった。

取り戻した書類を大切に抱きかかえ、無事任務完了。

疲れた。 なんつー一日だったんだろう。

でも、よく考えたら、ひとつ目のタクシーは仕方ないにしても、残りふたつはアンラッキーというより、すべて私のおまぬけから。

ちょっと反省。
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by suzume-no-oyado | 2007-12-19 00:24 | 暮らし | Comments(4)

犬のクスリ

あの程度のハード・スケジュールで、すっかりばててしまう私って、ヤワ。
未だ風邪を引きずっているありさま。ああ、情けない。

前回、夫とパリに行った時は、語学学校を1週間休んだ。
そして、休み明け、何の因果かテスト。このレベルで1週間休むと、かなりの影響がある。
たかだか知れてる私のフランス語と、これまた、たかだか知れてるイタリア語力が混ぜあって、一体何語を喋っているのか分からなくなってくる。頭の悪いってこういう事なのかも、、、。

で、今回は2週間休んだ。行く前に、その間に学ぶ所を教えて貰い、帰ってきてから自習をしたが、サラッと流せない内容ばかりで、頭が痛くなってきた。その上、この風邪。

これ以上休めないからと、月曜から通学したら、またまた今週試験だと。
泣きっ面に蜂である。 なにもこんな体調の時に、試験だなんて。 
いやいや自業自得だろう。

夫が笑い出すくらい勉強した。 が、全部追いつけなかった。 で、 結果は惨敗。 
ガックリだけど、ま、いいや。 次があるさ、と慰め。 
わかっているの。試験前日、踏ん張らなきゃいけないところで、くじけて寝ちゃった私。 
そ、これまた自業自得。

そんな、クラクラ生活の中、トフィーを獣医さんに連れて行った。

一時帰国中、彼は田舎のペンションに滞在。
だだっ広いフィールドの中、他の犬と遊べる、彼好みの場所。
迎えに行ったとき、少し太りぎみの彼を見て、楽しかったんだとわかった。

自分の犬達と同じように面倒を見てくれたオーナー。
引き渡す時、「ちょっと気になる事が」と。

水を飲む量がかなり多いらしい。
糖尿病のサインかもしれないので血液検査をおすすめします、と。

犬一匹しか飼ってないと、普通がよく分からない。以前より水を飲むな、とは思っていたが、それが普通か普通じゃないかまでは、分からなかった。

すぐ血液検査。 糖尿病ではない事は分かったが、結果のひとつがかなり高い。
他の疾患がある可能性があるので、超音波検査を、と。

そして、今日。その超音波検査を受けてきた。

テーブルの上で仰向けにされ、足をドクターが、手と頭を私が押さえつけ、おなかの毛をバリカンで刈られ、人間と同じように検査をされた。 なんだか、哀れ。

ここで、ちょっと説明。
イギリスの動物病院は、かなり設備がよく、ドクターも助手も十分のところが殆んど。
フランスは、ドクターひとりの所もあって、歯石を取る時、完全に助手をさせられた所があった。その後、転々として、かなりまともな所を探したが、助手はいてもひとりかふたり。
ここミラノは、普段はドクターのみだけど、必要とあらば、補充されてる感じ。

で、今日は、出張超音波ドクターが来ていたわけ。

結果は、腎臓の機能が低下しているらしいとの事。 
クスリの治療をした後、再検査でよくならなかったら、新たな検査が必要だと。

原因は、おそらくデブ。 犬も人間もメタボは深刻だった。

で、彼は今日から、食事療法も開始とあいなった。 うーん、私も一緒に始めようかな。

最後に支払いを済ませ、処方箋をいただいた。イギリスとフランスだったら、そこでクスリをもらえた。が。なんだか、貰える気配が無い。

そこで訪ねてみたら、薬局に行ってくれ、と。

イタリアでは、人だけでなく犬も、クスリは薬局で買うのだ。

ふう~ん。 なんだか、不思議、、、。
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by suzume-no-oyado | 2007-12-14 07:50 | 暮らし | Comments(3)

内覧会

超ハードスケジュールで一時帰国してきた。

夜9時の便でミラノを出発し、翌夕方5時過ぎ日本到着。
ホテルに着いたのが7時過ぎで、8時半にきっしゅさんと待ち合わせ。

久々の居酒屋。はしゃいだ私は、チューハイを3杯。でも、疲れている割には、酔いは回ってこない。

きっしゅさんとは、6月にパリで別れて以来だったが、電話やメールで連絡を取っているせいか、お互い久々とは感じなかった。

相変わらず話は途切れず、案の定お店を出たのは私たちが一番最後。そう、いつもの事。お昼のランチでも、大抵私たちが最後の客。昼だというのに3時過ぎまで座り込み、それでも話し足りずに、店を変えて話し込む。いい年しているのに、まるで女子高生のノリ。本当は、ソレイユさんも巻き込みたかったが、まさか平日に午前様にさせるわけにいかないので、今回はがまん。ソレイユさん、次はぜひ。

きっしゅさんと別れたのが、既に12時過ぎ。それでも、銀座はまだまだ明るい。
久々日本を満喫したくて、ホテルのある丸の内まで歩く事にした。

が。

選んだ道がなんとも寂しい。銀座のメインロードを離れたらこんなに人通りが無いなんて思いもしなかった。しかも、明るさもかなり違う。

とぼとぼとぼ。

エンジョイ日本!のつもりが、だんだん恐くなってきた。そういや、日本も最近かなり物騒な事件が、と頭をよぎる。 ゾクッ! 後は、一目散にホテルに舞い戻る始末。

すぐ寝れば良いのに、そのあとも日本のテレビに釘ずけ。 対して面白くは無かったのに、言葉が全部わかる嬉しさを堪能。

翌朝。 銀行めぐり。行く先々で、5分も座るとインスタントばく睡。
あら?横に座っていた夫は何処?とキョロキョロする事数回。

事が済んだのが、2時過ぎ。涙が出るくらい、美味しいおそばをつるっとお昼に。
そして、横浜に移動。

今回の帰国の目的は翌日のマンション内覧会。
2年前に購入したマンションがやっと出来上がった。

「2年後日本に帰ってもらう」と会社に言われたのが丁度2年前。結婚後すぐジプシー生活の私たちに住む家は無い。考えてみると、夫もいい年。「買うなら今しかない!」と思い込み購入した物件。

そして、今その2年後。 どう言う訳かミラのにいる私たち。 なんなんだ。

でも、こんな事も無ければ、不安定な生活をまだまだ続けていたんだろう。
日本に帰るところがあるって、ものすごい安心感。

横浜に移動した翌朝、いざマンションへ。

販売会社の担当女性と建設会社の若いお兄さんと部屋に案内される。

「ちっちゃーい!」 が第一印象。

分かってはいたけど。外国の家の広さとは比較しちゃいけないって。
天井の高さだってかなり違うし。 しょうがないって。

それでも、今時のハイテク設備を目の当たりにしたら、「量より質」って思えてくる。

すべて希望した通りになっているかチェック。事前に用意しておいた膨大な項目のチェックリストを全ぶ確認するなんて無理、と確認。

担当の女性もよかったが、建築担当の若いお兄さんがすこぶる感じがいい。
だって、なんだか、とっても正直者。

「この隙間って、普通じゃないですよね?」と訪ねると、
「普通か普通じゃないかといえば、、普通ではないですが、問題というわけではありません。気になるか、気にならないか、と言う事になりますね。」と。

普通の会話なんだけど、時折、「ぶっちゃけ」な事もいってくれる。ヘタに器用にかわされるより、かえって信頼感がでてくるから不思議。

指摘した箇所は即座に直され、手際のよさに感激。何処のマンションもそうかも知れないが、何せ私たちには初めての経験で、聞く人によっては「そんなものよ」なのかも。

色々な手続を終え、残りの時間は電気屋と家具屋へ。

来年2月に鍵の引渡しだが、まだまだ本帰国にはならないので、最低限のものを購入して、取りあえず住める状態にする。

電気屋に行って、あまりの種類の多さに戸惑い。しかも、見た事も聞いたことも無い最新技術満載。 いやはや。 やっぱりすごいや日本って。

お店のはしごをしながら、途中コンビニで肉まんを買う。これって、今回の食べ物リストにいれていたので、大いに満足。

翌日に、東京に戻り、マッサージを受け、翌々日、午後の便でミラにに戻ってきた。

帰りの機内はやけに暑くて一睡も出来なかったけど、お目当ての映画「ボーン」シリーズも見れて、まずまず満足といった所。

でも、若いときならいざ知らず、この年でこのスケジュールではちょっとキツイ。

ああ、でも、やっぱり日本食は美味しかったなー。
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by suzume-no-oyado | 2007-12-06 16:22 | 暮らし | Comments(6)