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引越しも大詰め

Farewel Trip 3のパリ編を書こうと思いつつ、引越しの準備に振り回されている始末。

日本への引越しがこんなに大変だとは、、、。
だいぶ見くびっていた。

今までは、ヨーロッパ内で、家の大きさは、それほど変わらなかったので、不用品の処分のみの楽なものだった。

が! 日本の家とこちらとでは、収納の差が激しいので、とりあえずの物を取っておけない。なので、「いつか使うだろう」的な物のどれを処分するかの選別作業に苦しんでいる。

既に疲労こんばい。思考能力は最低状態。いっそのこと、全部捨ててやろうかと。
夫は、家の大きさを考えず、「捨てるな」派。引っ越してから、考えたっていい、と思っているようだが、その箱を積み上げておくスペースがあるんだろうか??
この頃では、あれもこれも、と言う夫の判断能力を疑う始末だ。

とはいえ、ここまで来ると開き直って来て、「全部おまかせ」ムードに切り替わりつつある。
今回は、会いたい人ややりたい事を優先しすぎて、準備が遅すぎた。

明日はトフィーの為に獣医さんめぐり。それから、書類をファックスして確認。

トフィーも、早くに夏カットをしてもらえばよかったのに、昨日やっと。なんだか短くし過ぎて、因幡の白ウサギ見たい。なんだか、哀れだ。

日本の家族や友人に初お目見えだから、可愛い顔を見せたかったのに、
これじゃ、なんだか、、、。

とにかく、体力温存で、乗りきらなくっちゃ! 
あと少し。がんばろう。
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by suzume-no-oyado | 2010-06-17 04:25 | 暮らし | Comments(2)

Farewel trip 2

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私がまだ、ういういしい(?)若妻だったころ、訳も分からず移り住んだイギリスの隣人夫妻、ジルとボブ。かれこれ25年前の事。

イギリス行きが決定した後、付け焼刃で英会話のレッスンを受けたが、それもたかが知れたもの。もともと、英語には興味がなかったので、受けたところで、って感じ。

でも、英語が喋れなきゃ生きて行けないようなクソ田舎じゃ、嫌いだおうだなんて言ってられない。夫は、「弱音を吐くなら、日本へ帰れ!」の人だったから、甘えちゃられなかったし。

今だったら、「オウ、帰ってやりゃぁ」(相変わらず、江戸っ子です)と言ってやるのだが。って、今だって、言えるわけないか、、、。 とほほ。

で、そこへこのジルの登場。辞書片手のしょぼい英語の私を面倒くさがらず、週1~2回、ファーム(農家直売店)に連れてってくれるは、それはもう、手取り足取り。

お互いの鍵を預け合い、自動ロックの玄関ドアに閉めだされるのも助け合った。

一時帰国で長く家を空けている時は、帰る前に空気を入れ替えてくれて、ミルクやらシリアルやら、すぐに必要な物も買っておいてくれた。

卵を切らしたり、ミルクを切らしたりした時は、お互いもらいっこしたっけ。

夫婦して、インフルエンザに倒れ、身動きできなかった時、すぐ異変を感じて、訪ねてきて、ドクターを呼んでくれたっけ。

こんな近しい関係が築けたのは、ひとえに彼らのお人柄。宝物のような出会い。



「ね、ところで、どこに行きたいの?」とジル。アッシュ騒動が落ち着き、ひと眠り後の昼近く。

「ジルやボブには、つまらないと思うんだけど、昔良く行ってたところ」

そう、ヨーロッパを去るにあたって、「さよなら」が主な目的だけど、いざ着いてみたら、すっかりノスタルジックな気分。

なので、すっかり変わってしまったキダミンスターの町(一番近い)よりも、娘たちの学校近くのウースターへ連れてってもらう。

車で走る事30分。古いウースターの町並みは全然変わってない。娘たちを学校で下ろして、ここで、よくコーヒーを飲んだっけ。

マークス・アンド・スペンサー。パリより、買いたいものが沢山あるのが不思議。

ティー・ケーキ。好きだったな。ケーキって言うから、ケーキだと思ったら、なんてことない、丸い平べったいぶどうパン。それを半分に切ってトーストし、バターを塗って食べる。ティー・タイムに食べるから、ティー・ケーキだと。素朴な味が堪らなくいとおしい。

キャドバリー・チョコレート。はっきり言って、フランスやベルギーのチョコに比べたら、駄菓子。でも、この安っぽい味がなんともそそる。特に、キャラメル入りはお気に入り。中から、トロ~と出てくる。娘たちに、目をつぶって食べさせても、「あっ、キャドバリーだ」ってわかる味。

本当は、6月末に来たかった。ストロベリー・タイムだから。
イギリスのイチゴは格別。ゆっくり時間をかけて育ったいちごは、柔らかい甘さが凝縮している。形も色も他のイチゴとは違い、すこし平べったいずんぐりとして、少しオレンジがかった赤。

向こうが見渡せないくらい広がるいちご畑。好きなだけ頬張り、お金を払うのは摘み取って持ち帰る分だけ。恐ろしく安い。娘たちを連れていくと、完全に野生化してたっけ。

本屋でレシピ本をかいあさり、お昼は、パイを買って川べりで食べた。

夜は、彼らのお気に入りのレストランに招待される。パブなんだけど近年のはやりでカフェというかビストロ・トラットリアといった感じで、料理もパブ飯じゃない、おしゃれなもの。

パブに入った途端、タバコの煙と男だらけじゃ、時代に取り残されるってもの。でも、タバコは嫌だけど、昔ながらのパブも好きなんだけどなー。
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次の日の朝は、16年住んでいたのに、行きそびれていた「ブルーベルの森」へ。
シーズン最後のほうだったので、青さが少しまばら。でも、イギリスらしい森を散策出来て、すこぶる満足。

午後は、ブリッジノースへドライブした後、もう一人の友人アリソンとジョセフの所へ移動。今夜は、こちらにお世話になる。

この辺では、一番おしゃれなホテルとレストランのオーナー夫妻。イギリスに来た俊にオープンした、なじみの深いところ。周りは、やっぱり田園風景で、「命の洗濯」ができる。

私が次女で大変だった頃、彼女も次男で大変だった。お互いをお互いが励まし合い、支えあった間柄。それも、今は昔。お互いの娘、息子は立ち直り、日常が戻って来ている。

レストランのキッチン改装中のため、夜はパブへ繰り出す。これまた、おしゃれになったパブ。興味深げに店内を見回す彼女。あーだこーだと、結構批判的。どこへ行っても、仕事から離れないって愚痴っていた。帰り際、ワインリストを持って帰った研究熱心。

たった一泊だったけど、会えてよかった。相変わらず、涙でお別れ。ジョセフが抱きしめてくれたのはいいけど、今回もお腹の上に乗ってしまった。もう少し痩せないとね、ジョセフ。

ブリストル空港まで、ジルとボブが送ってくれ、またまた涙のお別れ。

いろいろ辛い事もあったはずなのに、もういい事しか覚えてない。
もう一度、住めるものなら住みたい国である。
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by suzume-no-oyado | 2010-06-03 16:32 | 暮らし | Comments(2)