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Crumpet クランペット

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引越しの片付けも、やっと先が見えてきたのはいいが、ここで片付けに飽きてきた。
そこで、片付けから逃げるがごとく、何かを作っている。

急に寒くなり、そうなると毎年食べたくなるものが、このクランペット。

イギリスのスーパーには、どこにでもあるポピュラーなパン。

気泡のあとの穴がポコポコしていて、食べるともちもち。
焼いて、バターやジャムもいいが、一押しはチェダ―チーズ焼き。
トロッとしたところをアツアツで頂く。「ああ、冬が来たんだな~」と感じる一瞬。

このモチモチ感が、クランペットならでは。

先日、アップしたパブローバも成形とデコレーションがフォークひとつで出来る、超お手軽。
クランペットもお手軽組で、スプーンひとつで、ただ混ぜるだけ。
あとは、セルクル(なければ、缶詰の缶)で焼く。
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今日は焼いてる先から、あつあつもちもちを頬張ってしまった。

先週、Mさんとフォカッチャで粉遊びをしてから、すっかり粉のとりこになっている。
相変わらず、影響を受けやすい。

イギリスの戻った娘に話したら、彼女も戻ってすぐ食べたそうだ。
「寒くなると食べたくなるよね~」って。

母娘だなー。
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by suzume-no-oyado | 2010-09-25 00:08 | お料理 | Comments(18)

蟻にたかられたすずめ

昨日、鎌倉にお墓参りに行ってきた。

今年は、母の7回忌。
いつもは姉に、すっかりおんぶに抱っこなので、今回は一緒に参加出来てよかった。

9月も半ばを過ぎたと言うのに、まだまだ暑い。
鎌倉駅で、待ち合わせをして、車で拾ってもらう。

霊園について、花とお線香を買い、お墓へ向かう。

「あれ?何処だっけ?」と、お間抜けな姉の質問。
いつも、ついていくだけの妹には、分かるはずも無し、、、。
とんだ姉妹だ。

ちょろっと迷いながらも、すぐにたどり着く。

そして、草むしりとおそうじ。

姉の夫が、いつもは手が届かないところを掃除してくれる。

「この木、腐ってるよ」と、ポキッと枝を折った。

そこから、出るわ出るわ、うようよと超小ぶりの蟻の大群。
そこだけ、クローズアップしようものなら、確実にホラー映画。
細かい蟻で地面が黒い!

「イタッ!」

首を抑えると、蟻が1匹。続いて2匹。  

噛まれた!

地面に投げ出された、蟻たちは、事もあろうに人間にまとわりついた。
近くにいた、私と姉の夫が被害を受ける。

さすがに彼は騒がず、一人対処をしていたが、私にそんな事が出来るはずもなく。

2匹にとどまらず、次から次へと体から見つかる蟻に悲鳴を上げ、事もあろうに、墓前で服を脱いでしまった。

幸い、キャミソールを着ていたので、ブラ丸出しにはならなかったが、かなりみっともない姿になった。

とはいえ、そんな事は言ってられなかったわけで、、、。

バタバタとブラウスをはたき、体をチェックして、何もいない事を確認。

無事、お墓参りを終え、その後、お寿司屋さんへ行く。

怖かったね~、気持ち悪かったね~と、さっきの事を話していたら、
今度は姉が「イタッ!」

首に蟻が1匹。

「白い色が好きなのかしらね」なんて、悠長な事を言っていた姉だったが、ただ単純に黒ぽい服を着ていたから、分からなかっただけだったんだろう。

その後、また1匹、また1匹と見つかる蟻に、もうお手上げ。
恐るべし生命力、である。

さすがに家にはお持ち帰りしなかったが、それでも、あの感触は忘れられず、1日経った今日も、なにやら、足や手がむずむずしてくる感じがする。

その度、黒い塊がいるんじゃないかと、ぞっとしながら確認。

ああ、早く忘れたい。
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by suzume-no-oyado | 2010-09-22 00:10 | 暮らし | Comments(4)

パブローバ前線

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箱は、とりあえず全部開けたものの、収納と荷物の比が合わず、これまた呆然。
明らかに、行き場のない物たちが、部屋のいたるところに右往左往。

果たして、すっきりする日はおとずれるのであろうか、、、?

そんな、ため息交じりの日々を過ごす私に、先日潤いを与えてくれたソレイユさんからお電話が。

「今日、パブローバを焼いてみたんだけど、やっぱりこの前と同じだったわ」と彼女。

食べたばかりだと言うのに、もう焼いたとは!
恐るべきソレイユさん。さすがだ。

ってことは、気にいってくれたって事で、なんとも嬉しい♪

実は、ソレイユ宅でパブローバを焼いては見たが、いつもと同じ仕上がりにならなかった。
20年以上前に、日本で作った事があったが、その時と同じで、外がパリッとならない。
材料は同じなのに、はてな?である。

みんな「美味しい!」と言ってはくれたが、作った私はちょっと不本意。

そこで、自分で焼いて見たが、やっぱり同じ仕上がりに。
時間を長くすれば、確かにパリっとはなるが、中のマシュマロ部分が少なくなる。
問題は解決ならず。

出来上がった、不本意パブローバを前に、ブーたれていて、ハタ!と気がついた。

もしかして、グラニュー糖?

ヨーロッパでは、お菓子用のグラニュー糖は、とても細かい。
日本のは、普通粗いまま。溶解度が違う。

それじゃぁ、と、グラニュー糖をフードプロフェッサーで細かく粉砕してみた。
そして、再度挑戦。

ビンゴ!

いつもの分量、いつもの時間で、いつも通りの仕上がり。

あんまり嬉しかったので、ソレイユさんにお電話。ちょうど3度目の挑戦をしようと思っていたところだと。なんとも、グッド・タイミング!とはいえ、続けざまに3回とは、御見それしました。

で、問題解決後に出来上がったのがこちら

これなんです。周りがパリッとして、口に入れると、スッと溶ける。
写真は、パリッと感が良く分かります。

そして、中はマシュマロのようにふんわり軽い。
甘さ控えめでフルーツたっぷり。

これが、パブローバ。

溜飲が下がる、ってこういう事なんですねー。

しかし。

お菓子って、理科の実験みたいですよね。
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by suzume-no-oyado | 2010-09-19 16:26 | お料理 | Comments(10)

ミラノの風 フォカッチャ編

先週の救世主ソレイユさんに続き、もうひとりの救世主の登場。

ミラノの料理学校でご一緒したMさん。
「ぜひ、日本でミラノの風を吹かせましょう!」と誘ってくださった。

粉キチの彼女。あ、なんと失礼な表現。粉のエキスパートと申しましょう。
とにかく粉好き。

イタリアンはもちろん、粉の使うお料理は、中華を始めほとんど制覇したのではないか、と思うほど熟知している。

「レストランにしますか?それとも我が家で、なにか一緒につくりますか?」と聞かれ、それならば、と、ミラノでとりそこねたフォカッチャのレッスンをお願いする事に。

元住吉のご自宅。我が家からは電車で1本。
元住吉に来たのは初めてだったけど、駅前の商店街は、お持ち帰りしたいほど感激。

新しい店と古い店。手ごろな店とちょっと良い店。
良い具合に入り混じっていて、これが我が町にあったら、申し分ないのに。

「いいな~いいな~」を連発する私に、
「でも、海の近くをお散歩できるわけじゃないですからね」って彼女。

たしかに。我が町は、散歩にはうってつけの場所だった。「隣の芝生は青く見える」状態。
でも、「商店街」はいいな~。

そして、今日のメニューはこちら。
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フォカッチャ生地にマッシュポテトが入るFocaccha pugliese。マッシュポテトの甘さのしっとりとしたふんわりフォカッチャ。これを食べたら、普通のフォカッチャじゃ物足りなくなりそう。
上にのせたトマトが、また甘かった事!イタリアから持って帰ったパルミジャーノを惜しげもなく載せてくれた。あんまりもったいなくて、「もういいから」ってケチっていたのは私の方。
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もうひとつは、Focaccia Farcita Alla Cipolle E Olive Nere。フォカッチャに玉ねぎと黒オリーブを挟んだもの。

玉ねぎの甘さと黒オリーブのしょっぱさが、後を引く。

こんな美味しいのを食べてしまったら、また外で買えなくなってしまう。

フォカッチャの発酵を待っている間は、これまたイタリアからのお持ち帰りワインでお喋り。
「すずめさん、材料はかってありますから、お願いします~」とのリクエストで作ったのが、こちら。
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モッツェレッラと無花果のサラダ。

日本の無花果はイタリアのに比べて甘さが控えめだったので、ブラウンシュガーを足して、キャラメリゼ。そこに、たっぷりの胡桃のローストを加える。シンプルで美味しい。

引っ越しで、料理をする余裕のなかった私のスイッチを入れてもらった感じ。

美味しいものは、たくさん買えるけれど、
「満足スパイス」がはいった手作りの味は、やっぱり格別。

Mさん、「ミラノの風」、しっかり感じました。
今度は、我が家で吹かせられるよう、早く片付け終わらせますね。

待っててくださーい♪
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by suzume-no-oyado | 2010-09-19 15:31 | お料理 | Comments(6)

soleilさんのランチ

引越しの荷物が届いて、はや1週間。

当日、荷物が搬入された後は、あまりの箱の多さに、唖然呆然。
一体、どこから手をつけていいのか分からず、笑いがこみあげてきたほど。

とりあえず、ベッドの上まで広がっている荷物を片付け、寝る場所を確保。
あとは、お風呂周りとキッチンが多少なりとも使える状態にして、初日は終了。

まずは、リビングから手をつけ始めたが、片付けども箱が減っている感じがしない。
それでも、4日目にもなると、人が住める状態になって来た。

かなり荷物を減らしてきたつもりだったけど、それでも、「こんなものまで持ってきてどうする!」といった代物が次から次へと。

どう考えても、入りきらない荷物を、片っぱしから処分している。
で、そこに夫が介入するとややこしくなる。「捨てたくない」派の彼がいると、ちっとも片付かない。気がつくと、ゴミ袋に入れたはずのものが、机の上に置いてある。

この荷物の量を見ても、まだ現実が分からないのかっ!と、つい怒鳴りたくなるのを抑えて、分からないように、またゴミ袋に戻す妻。

週末は、自分の分を片付け始めた夫だった。右から左へ片付けられる場合はいいが、工夫をしなくてはならない状態になると、途端に「こんなんじゃ出来ないっ!」とすぐキレる。

「幼稚園児かっ!」と、詰りたくなりながらも、あまりまともに相手をすると、体が持たないので、聞かなかったふり。

二人で仲良くお片づけ、とはいかないものだ。

家にこもって1週間。外に出るのは、朝と夕方のトフィーの散歩のみ。
近くの臨港パークで海を眺めながら、「家にかえりたくない、、、」と一人ため息。
帰ったら、またあの箱だらけの部屋。毎日、ちょっとした逃避行。

そんな、私を救ってくれたのが、お料理友達のsoleilさん
ランチに誘ってくれた。パリ友達のきっしゅさんも参加。

海外から帰って来た私にと、日本食。
お菓子もお料理も、プロ並みとは分かっていたが、おだしの取り方は、料亭並。
お出汁命の私は、感激しまくり。

葛だしの冷たい茶碗蒸しに始まり、鯵のマリネ、色鮮やかなちらし寿司。
冷製蒸し茄子と手作りの食べるラー油。やっぱり手作りは美味しい。
最後は、これまたお出汁の効いたお吸い物。
デザートは、マカロンとキャラメルアップルのパウンドケーキ。
相変わらず、すごい腕前。

夏休み中の、長男君も時折参加。
なかなかの好青年ぶりに、おばさんはちょっとウキウキ。

「すずめさんみたいなおばさんがいたら楽しい」と言われて、
ついついウケを狙った話をしてしまう、お調子者。

この「豚もおだてりゃ、木に登る」性格、どうにかならないものか。
突っ走ってしまった後、毎度ながら自己嫌悪。
今回も例外にもれず。

Sくん、お付き合いくださって、ありがとうね。

楽しいお喋りの後、お礼に、「パブローバ」を作った。
20年以上前、日本で一度作った時、いつも通り出来なかったので、心配していたが、
今回も不本意な結果に。

何が問題なのか、良く分からないが、周りがカリッと仕上がらない。
それはそれで、美味しいのだが、やっぱりカリッとしたのを食べてもらいたい。

それでも、みんな、気にいってくれたようで嬉しかった。

今度は、正当パブローバを御馳走しますので、待っててくださいね。

おみやも用意してもらい、至れり尽くせりの一日。

soleilさん、本当にありがとう。

当日の写真はこちらから。
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by suzume-no-oyado | 2010-09-09 01:20 | 日本 | Comments(10)