アイ アム ア ジャイニーズ!?

イギリスの片田舎に暮らし始めたのは、今から20年も前のこと。

当時、中国人は沢山いても、日本人は本当に少なかった。
ロンドンならいざ知らず、日本企業は夫の会社のみ。
だから、当然、この手の顔を見たら、直ぐ中国人に間違えられる訳。
別に中国人を毛嫌いしている訳じゃないんだけど、毎回間違えられると、
いい加減に嫌気が差してくる。
それと、香港はコロニーのひとつだったから、移民の彼らは、第二市民扱い。
つまり、ひとつ下に見られてる。

ある日、美術館の前で並んでいたら、前にいた子供が母親に「中国人がいる」って
言ってるのが聞こえた。
「またかいっ」と思った私はその子の方を向いて、指をチッチッとやりながら、
「私、日本人ね」と主張しちゃった。子供相手に何やってるんだろ。
日本に来た白人が常にアメリカ人扱いされて、イヤになるって言う気持ちもわかるなぁ。

引越しのかたずけも一段落して、生活が落ち着いてきたのが夏休み前、
そろそろ英語を習わなくてはと思い、近くのカレッジへ。
クソ田舎なもので、語学学校なんてない。
あるのは、カレッジ。専門学校+カルチャーセンターといったところ。

私の英語力は、トホホレベル。
でも、ずうずうしさは人並み以上で、分からなくっても全然平気。
辞書片手に、カレッジの申込みに行った。
担当してくれたのは、副校長先生。もたもた喋る私に、彼は、
「香港から来たのですか?」と。
「また、香港。私は、チャイニーズじゃ無いんだよ-!ジャパニーズなのー!」と、
頭の中で叫んでいたら、口から出たのは、

「アー、アー、アイ アム ア ジャイニーズ!」

一瞬の沈黙。
何?ジャイニーズ?それは、何人?ハーフだって違うだろー。ねぇ。

目が思いっきり笑ってた副校長先生。見逃さなかったのよ、私は。
鼻から、フッと笑ったのもね。

結局、カレッジに通い始めたのは、夏休み後の9月からだった。
[PR]
# by suzume-no-oyado | 2006-03-20 18:32 | 暮らし | Comments(1)

ジプシー生活20年!

気が付いたら、日本を離れて20年以上が経っていた。

1986年に主人の仕事で、イギリスのド田舎へ。
家族と別れるときは、まるでこの世の名残を惜しむかのように、オイオイ泣いたっけ。

で、そんな所に16年半も島流し。

2002年の夏から、パリに来た。正確に言うと、サン・クルーと言って、
パリ市内から一歩出た町に住んでいる。オペラから20分くらいかな。

家族は4人。夫と私、17歳と15歳の娘2人。
ア、それから忘れちゃいけない、ワンコが一匹。

最近、お料理教室を始めた。2回コースだけのつもりが、月1でやらせてもらってる。
知らないうちに、ヨーロッパの色んな料理を覚えてたのね。
というか、元来、食い意地がはってるだけかも。
 
そんなこんなで、お料理の紹介や、私の珍体験を書き綴ってみようと思う。
パリ生活たった3年でも、暴漢に襲われたり、踊る中年男を見たりで、色んな話が一杯。
イギリスでも、いたずら幽霊に遭遇したり、ガンつけ戦で負けたり、
言いたい事が沢山ある。

ブログを始めたのも、人気ブログのソレイユさんに勧められて。
PCおんちの私なので、まだ写真も載せれないけど、もう少し待っててね。

これからも、よろしく。
[PR]
# by suzume-no-oyado | 2006-03-20 00:43 | 暮らし | Comments(16)