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究極のパンツ

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夫と長女と私の3人で温泉旅行。場所はBOARIO ボアリオ。
泊ったのは、中心にある Rizzi Aquacharme 。目的はスパ三昧。

昼過ぎにホテルに到着。受付のセニョーラが笑顔で出迎え。
チェック・インは、もちろん私が担当。だって、予約したのワタシですから。

娘はひとりでシングル・ルーム。
ここまで来て、読まなければならない資料があるなんて、ちょっと気の毒。

私と夫は、ツイン、の筈が手違いでダブルベッドになっている。
結婚以来、ダブルに寝たことなんて、数えるほどしかない二人。
寝れる筈が無い、ワタシが!夫の寝相の悪い事と言ったら!ドゥベ(掛け布団)・カバーの中で、布団がひっくり返ってるくらいですからっ。

なので、急遽、ツインに変更してもらう。

その後、マッサージの予約の確認と予約の追加をしに、スパに行く。
ここでも、担当はワタシ。彼らは横で立ってるだけ。

なら、かわいいんだけどさっ。

娘が帰ってきてから、イタリア語を話す事があまり無かった。ええ、いい訳ですよ。
でも、今のイタリア語のレベルでは、少し間が開くと、途端にいつものように喋れなくなるわけで。って、先生も言ってたもん。「しかたがないね」って。ふん。
質問が旨く出来なくて、しどろもどろになったりすると、

「何言いたいか、ぜんぜん分からないよ」
「いつも、もっと喋ってたじゃないか」と、うだうだうだうだ。

で。ひとしきり、文句を言った挙句に。 「実力があると思うから、言ってんだよ」って。

なんじゃ、コレ?! これだけ、踏んだり蹴ったり言っておいて、「期待している」ような言葉言われたって、嬉しくなんてありませんって。

それに、イタリア語NGの娘だって、そんないイライラするなら、英語通じるんだから自分ですればいいでしょうが!

常に傍観夫は話せるわけで。ウェイターくらい、自分でお呼びになりゃいいじゃございませんの??

ってナ事が、ありまして。
このパターンの会話が、滞在中、何回か繰り返され、腐ったわけです、ワタシは。

ま、さて置き。早速、スパへ。小さいながらも、充実している。日本人にとっては、プールの温度も室内も、少し寒かったけれど。

ジャクージの泡の意力のスゴイコト。立ってられない所も。なので、ワタシは死んだ魚のように浮く。おなかのマッサージにこの泡の威力を使わない手は無い。

滝のようなシャワーもあり。こちらもかなりの威力で、「プチ修行」が経験できる。

2日目の朝、早速、全員マッサージを体験。
夫と女性が部屋に消えて行き(怪しい表現)、娘と私のところには、女性と男性が。

イヤダナ、と思いながら、私は男性とともに部屋へ。(これまた意味シン)

全身マッサージですから、裸になるわけです。
で、登場したのが、このパンツ。
究極のパンツ_f0095873_651076.jpgGストリング、しかも、しっかり透けてます。こんなパンツ、着けた方が恥ずかしいけど、すっぱだか、っていうのも、これまた、どうかと。

なんだか、これから、あのツルッパゲに、どうにかされちゃうような、そんな気に。

リラックスする筈のマッサージなのに、なんだか、身体がコチンコチン。それでも、なんとか年の功(?)、だんだん慣れてくるから恐い。

3日目。また、マッサージ。願わくば、今度は女性で。
女性が私を案内しようとしたら、娘の前にツルッパゲが登場。

娘が泣きそうな顔で訴える。仕方がないので、私が代わりに。チェッ!
考えてみたら、このツルちゃん、ゲイで女と変わりは無いわけなんだけど、それでもやっぱり、見た目は男性。

2回目で慣れたといっても、身体のどこかに「棒」が入っている感じ。完全リラックスにはなれない。なんだか、ちょっと欲求不満。

夕飯の後は、バールに行って、カクテルを。さすがに娘はカクテルを良く知っていて、美味しいのを選んでくれた。

それにしても、このホテル、サービスは二重マル。スパにしても、レストランにしても、お掃除の人にしても、みんな感じが良かった。

雪山を眺めながらスパを楽しめて、あのパンツさえ無かったら、もっとよかったのに。
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by suzume-no-oyado | 2009-01-21 06:10 | 暮らし
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