人気ブログランキング | 話題のタグを見る

安曇野と扉温泉

精神的、および体力的疲労から、ようやく立ち上がりかけた頃。

いろいろなイベントが、ことごとくキャンセルとなったので、気を取り直すべく、松本のお気に入りの宿、明神館に行く事にした。

夏休み前なのに、予約がいっぱいで、いつもの部屋が取れない。残っているのは、露天ぶろ付きのゴージャスな部屋のみ。でも、どうしても行きたい、連れて行きたい、と言う事で、ちょっと贅沢する事に。

どうせなら、と、宿に行く前に、朝ドラのロケ地、安曇野に寄る。
天気も上々で、自転車を借り、約2時間サイクリング。

見えるはずのアルプスは、ガスっていて、残念ながら見えず。でも、せせらぎの小路を走ったり、ワサビ農園でわわびソフトクリームを食べたり、道祖神のある川沿いを、気持ちよく走り抜けた。
安曇野と扉温泉_f0095873_1442854.jpg

                     大王ワサビ農園の水車


安曇野と扉温泉_f0095873_14432132.jpg

                       水色の道祖神




そして、4時頃に宿に到着。
通されたお部屋は、想像以上に広かった。入った途端、料亭の様なお庭。思わず、全員で「おおっすごい」。

部屋は、二間あり、外にはデッキ付きの露天風呂。3名ではもったいないくらいの広さ。

この扉温泉・明神館は、3回目。3回目からは、常連扱いになり、クラブラウンジが使える。
午後3時から7時の間だけだが、ケーキ、生ハム、オリーブ等のおつまみ、ソフトドリンク、アルコール、すべて食べ、飲み放題。と言っても、夕飯が控えているので、あまりはしゃいではいられないけど。それでも、優雅のひと時を過ごせた。

夕飯前には、恒例のアロマ・マッサージ。今回は、私と娘だけが受けたが、二人とも疲れていて、半分以上寝てしまった。体は楽にはなったが、気持ちよさも分からない程、寝てしまったのは、ちょっともったいない。

お楽しみの夕飯。フレンチを希望したが、いっぱいで懐石料理になる。ここまで上質な日本料理に、テンションの上がる次女。ここのお出汁の効かせたお料理が、たまらなく美味しい。

少し味音痴かと思っていた次女が、かなり繊細な味が分かるようになっていたのには、ちょっと感激。味覚も、ちゃんと大人になっていたんだなー。

食事前にも、しっかり入ったお風呂。食後も、再びお風呂三昧。部屋の露天風呂もかけ流しで、気持ちがいい。夫は、バスローブのままで、出たり入ったり。体が溶けそうなくらい浸かっている。

気持ちよく眠りについた、はずだったのに、夜中に気持ちが悪くて、目が覚める。
特に飲み過ぎたわけではない。もちろん、食にあたったわけではない。しいて言えば、食べ過ぎ?疲れて、胃が疲れていたのは分かっていたけど、これはまるで飲み過ぎ状態。

久々に思い切り、ゲ○った。2度目の後、薬を飲んだが、受け付けず。その後も、2度ほど。

「ううっっ」っと来て、トイレに駆け込むのだが、いかんせん、トイレまでの廊下が長すぎ。この時ほど、豪華なお部屋が恨めしかった事は無かった。

「そういう時は、トイレの前で寝るのよ」と友人。次からは、そうします。はい。

幸い、朝目覚めた時は、そこそこすっきり。朝食もそれなりに食べられてホッ。

チェックアウトまでの時間は、渓流沿いをお散歩し、最後は、やっぱりお風呂でしめる。
こんな露天風呂、家にあったらいいのに。

今回、ここの系列のレストラン・ヒカリヤが作った、トマト味とワサビ味のマカロンを食べたが、これが、逸品。

パリ時代、マカロンにハマり、食べ歩いた。食べた瞬間に感じるバランス。重すぎず、軽過ぎず。家族全員、けっこう煩い。

日本で幾度かマカロンを食べたが、唸る事はなかった。
が!
ここのマカロンを一口かじった瞬間、3人で「あっ❤美味しい❤」

また扉温泉に行く楽しみが出来た。
安曇野と扉温泉_f0095873_14441979.jpg

                    恨めしかった長い廊下


安曇野と扉温泉_f0095873_1445693.jpg

                   渓流のせせらぎと木々の緑を堪能
by suzume-no-oyado | 2011-07-30 14:25 | 旅行
<< 熱海花火大会 撃沈の日々 >>