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熱海花火大会

娘との〆のイベントは、7月24日の花火大会。

金・土と松本に行き、一晩明けて、熱海へと出発。

可哀想なトフィーは、帰って来たと思ったら、また預けられる。
別れ際、いつもなら、「別に」とそっけないくせに、今回は「またかよ」と言わんばかりに睨まれた。

ごめん。

天気も上々。暑すぎず、かといって雨が降る感じでもない。

途中、湯河原を通る。
オレンジ色の、いかにも「作りもの」のパームツリーに、昭和の温泉街をを感じる。

実は、このイベント。1週間で帰ってしまったG君の為。
花火の有料席を買ってしまっていた。
キャンセルするのもなんだからと夫が参加で、思わぬ家族旅行2。

少し費用を抑えての旅館は、三平荘。かつて、華族か士族のお屋敷だった所。
古いとは思っていたが、想像以上に古かった。入った途端、資料館の様な匂い。

通された部屋は、とにかくだだっ広く、地震があったらひとたまりもなさそうな感じ。
しかも、まるで、「リング」にでてきそうな和鏡が置いてあって、いかにも出そうな感じ。

と、最初の印象は、あまりいいものではなかったが、昔ながらの、仲居さんの接待に心がなごむ。
それよりなにより、お風呂の良さに、すっかり気を良くした。

上の湯と下の湯があり、朝と夜で男女が交代する。
上の湯の方がメインで、特に露天が趣が合って良い❤

遅めのお昼を食べに、熱海銀座へ。
ここの寂れたような感じが、これまた昭和チックでいい。

宿に戻り、花火を盛り上げるべく持ってきた浴衣を着こむ。
浴衣なんて、何十年ぶりだろう。浴衣とはいえ、なんとなく背筋がピンとなる。

宿の送迎パスで、現地まで連れて行ってもらう。

思ったより、意外と人が少ない。みなとみらいなんて、あまりの人の多さに、外に出る気がなくなるくらいですから。

ビールといくつかのおつまみを買い、有料席で待つ事しばし。
その間に、イカの丸焼きの汁を浴衣にこぼすは、その濡れた手でビールを持って、半分以上入っていたビールを、またもや浴衣の裾にぶちまけるは、で、自分ながら嫌になる。

8時過ぎに、待望の花火が開始。
こんな近くで見るのは初めて、と夫のテンションはあがりっぱなし。

ずっと上を向きっぱなしの30分。
あがる度に歓声を上げ、疲れ切った30分。

やっぱり、夏は花火だ。

日本の夏は、これがなくっちゃ!
by suzume-no-oyado | 2011-08-03 13:42 | 旅行
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