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ブルータス、おまえもか。

次女が風邪をひき、お腹にきてしまいゲロゲロである。
ドクターに会った帰り道、懐かしい視線に出会った。

パリのような都会では、大人も子供も意外に外人慣れしているので、
ジロジロ見られることはあまり無い。

でも、こと田舎になったら、話は違ってくる。
しかも20年前のイギリスのド田舎。
想像してみてください。

思い出すのは、初めて一人で町に出た時。
見慣れないカッコの東洋人。
穴が開くかと思うほど、見られる。
それも、上から下まで。

そりゃ、中国人はどんな小さい町でも、一杯いますよ。
でも、やっぱり彼らは独自のファッションセンス。
どこか日本人とは違う。
イギリス人も中国人にしては、なんか違うと、珍しがったんだろうね。

普通の日本人であれば、見るならチョロっとでしょ。
しかも相手と目があったら、
「こりゃ、失礼しました。」と、慌てて目を離すけど、そうじゃない。
じ~っと。何分間でも目を離さない。
「何か、用?」
と、睨みつけたって、目を離さない。
こちらが根負けしてしまう。
楽しく新しい町を散策しようと思ったのに、居たたまれなくなって家に帰ったっけ。

苦手なのは子供。赤ちゃんから幼児が特に。

スーパーのレジで並んでいた時、隣の子供が見ているのに気がついた。
ニコッと笑いかける。
反応なし。
目をそらしたが、その子はまだ見てる。
やだなー。
動物園の檻の中にいる動物じゃ無いんだよ、私はっ!
でも、動物にだったら、もう少し嬉しそうな顔してるよね。
そう、そうなのよ。やな視線なの。
珍しいものを見るような、しかも恐怖の色さえ浮かんでいる。
固まってるんだよね。
かなわないなー。

駐車場に止まってる車の中に犬がいた。
大人しく待っている。
私が横を通ったら、急に吠え出した。
他のイギリス人が通っても平気だったのに。
犬でさえ、違いが分かるのかなー。

吠えられたのもかなわなかったけど、
ある日、郵便局で順番を待ってた時の前にいたワンコ。
目を見開き、こっちを見てる。
また、この視線。

「ワンコよ。おまえもか、、、。」
by suzume-no-oyado | 2006-05-20 20:08
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