たくましい国民

「フランスだって、いいとこあるんだから、その事も書いてよね。」
って翻訳家のあけみさん。

フランス生活20年以上の大ベテラン。しかも、彼女のご主人はフランス人である。
だからってフランスが好きって言う方程式は成り立たないんだけどね。

彼女は、なんかその辺の人とは違う。
って言ったら「どこがー?」と、突っ込まれそうだけど、
分析力にたけてるっていうのかな、決して、一面的なことで判断しない感じ。
物事の捉える角度が、広いのかな。

え?単に私が狭すぎるだけなのかしら、、、?

で、そういわれて見れば、確かにフランスだっていいとこ一杯(?)あった。

昨年末、確か新潟だったか、大雪で大停電になった。
当然、信号機がつかないから、市内は大パニックになったって。

それを読んだとき、あ、ここならそんな事でパニックにはならないな、
と思ったのを覚えている。

なぜかって?
だって、毎日がパニック状態。
多少理不尽な事がおきたって、対処できる能力は持ち合わせている。
というか、鍛えられてる。

それから、こういう時に活躍するのが、普段嫌いな「右側優先」。
信号が動いてない事も良くある事。
だけど、自然に右側優先のルールが働いている。
これは、たいした物だ。

普段ルールに守られてると、それがなくなった時、自己中になりがち。
「俺が俺が」と、我先に状態。

こんなに自分勝手な奴等なのに、車での譲り合いは日本以上。
「だから、ルールが無いようであるのよ。」と、あけみちゃん。

う~ん、そうかも、、。
確かに4,5車線あった道から、いきなり1車線になったって、
パニックになる事無く、適当に譲り合ってスムーズに流れてるもの。
これが日本なら、こうは行かないなって思う。

「ね、あるでしょ、ルール。」

「うん、あるある。 やっぱり、ぶつからないように運転するってことだよね。」
って言ったら、
「またソコに戻るのかいっ」って、なかば呆れた顔をして、彼女は立ち去った。

そうだね。
重箱の角を突付くような生活をしてたら、いい事も見逃してしまうかも。
恐い鬼の顔も、逆さに見たら笑って見えるように、
彼女のように、角度を変えてみてみよう。

生活は楽しくしなくちゃね。
by suzume-no-oyado | 2006-05-25 18:12
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