今月のデザートのルバーブ・カスタード・パイの試作が終わりました。
一番心配したのが、日本でヨーロッパと同じようなルバーブが手に入るか?と言う事。
と言うもの、日本でルバーブを食べる機会が何度かあったものの、香りや味がルバーブらしいものに出会った事がなかったんです。
最近では、以前よりずっと簡単にルバーブが手に入るようになったので、そろそろレッスンでやろうかと思った次第。スーパーや特設マルシェなんかでも見かけたんですが、まずは手早くネットで注文。

国産のそれはそれは、素晴らしく新鮮な色も鮮やかな真っ赤なルバーブが来ました。テンション上がりますね~。
が!みずみずしいのに、ぜんぜんルバーブの香りがしない。生を思わずかじってみても、酸味が足りない。不安に思いながら煮てみたのですが、案の定ぼやけた味です。「これは、ルバーブですよ」と言われて食べなければわからないかも?レベル。
ちょっと手を加えて、本来のルバーブの味に近づけてみたものの、「これがルバーブの美味しさです」って紹介する気になれず。
そこで、フランス産の冷凍ルバーブを注文。早速、袋を開けた途端、ルバーブ独特の良い香りが♪この時点で、フランス産の勝利だったんですが、兎に角煮てみる事に。

色はこんな感じ。アメリカ産は、もう少し赤いです。
❤ ❤ ❤
色は淡くても、お味はぐっと濃く、ルバーブらしい緑っぽい爽やかな味がしっかりあります。これでレッスンで自信をもって紹介できます!

それでも、国産の色鮮やかな赤い色も気になります。そこで、味を損ねない程度に国産の赤を混ぜて使ったのがこちら。

少し華やかになります。
レッスンでは、こちらの色でやろうと思います。もう少しルバーブとクランブルを足してみましょうか。