あの手この手

人生は賭けである、と誰かが言った。
結婚も賭けなら、子育ても賭けだと、私は思う。

丁と出るか半と出るか。
その子によって分からない。
ここで、よしよしと甘やかした方がいいのか、叱咤激励した方がいいのか。
このまま干渉し続けた方がいいのか、ポーンと突き放した方がいいのか。
迷い出したらキリがない。
勿論、親はそれがベストだと思ってやってる訳だが、後から思えばと言う事もシバシバ。
本当に、難しい。

うちのふたりの娘。
こりゃまた、とことんタイプが違う。

思い起こせば、赤ちゃんの頃から違ってた。

同じ離乳食。
上は何でも食べたが、下は口さえ開けてくれない食べ物もあった。

私達の時代は、好き嫌いはワガママとされた。
でも、これは違うね。
同じ物をあげても、片方は美味しいと言い、片方はまずいと言う。
これって、味覚の差でしょう。
あれと一緒よ。   美的感覚。
私にはとっても魅力的な人も、友人にかかっちゃ二束三文。

だから、あせらず怒らず、彼女の味覚が育つのを待った。
今ですか?
かなりいろんなものが食べれるようになりました。

習い事が始まった。
チャレンジ精神旺盛な長女は、少し上のレベルを与えると、ガゼン張り切る。
が、次女。  
上過ぎちゃうと、やる気を無くす。   ホドホド加減が難しい。

ジュニア・スクール時代。
おやつウィークがあった。  20ペンス(40円くらい)で、休憩時間にスナックが買える。
ある朝、スクールに行く寸前に長女が、「あ、マミー、20Pちょうだい。」って。
財布を見たら、1ポンドしかない。
それを言ったら、

「お釣を貰うからいいよ。」     「やったね、5つ買えるじゃん。」
              と同時発言。

一時帰国するたび、お小遣いを貰う二人。
長女は買いたい物を探す。ほしい物が無ければ、使わない。
でも、次女は、お金を使いたいから、何か探す。
『ガッチリ買いましょう』じゃないんだけどな。

そんな次女もいい所がある。
感性豊か。
スポーツをやらせても、絵を描かせても、音楽をやらせても、ソツなくこなす。
それどころか、ピカピカ光ってる。
五感を使うものに関しては、素晴らしい。 凝り性だし。
って事は、本能でしか生きてないって事だろうか、、、?  う~ん、、。

この姉妹。テイストも性格も能力もことごとく違うけど、仲がいい。
けんか?
勿論します。壮絶なのをね。
でも、私、止めません。
だって、数分後に笑ってることが多いんだもの。
アホらしくてやってられませんわ。

親って、子供の事で一喜一憂。
違ってこそ、楽しみも2倍。  

なんだけど。

そう思える日は、もうチョット先のよう。
by suzume-no-oyado | 2006-06-15 17:49 | 子育て・娘
<< 第7回料理教室 ペイ・バック >>