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ゲスト・ディナー

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先日、ドイツで初めてのお客様をお迎え。単身赴任中のTさん。

初めてのお客様へのメニューは、いつもの定番を作ってしまう。どうしても絶対食べてほしい物。

ドイツのアパートはキッチンにアイランドがあり、ダイニングルームと別れてる。まずは、キッチンのカウンターに来ていただき、泡でストレーゲとフリットを楽しんでいいただいた。
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白アスパラの季節なので、まずはグリルで数本。その後、アスパラ、ブロッコリーの茎、しし唐のフリットをトリュフ塩で。そして最後に、ラディッシュの素揚げをはちみつと黒コショウで。
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口がまったりしたところで、さっぱりトマトのブルスケッタ。
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ダイニングの方に移動して、定番焼きリゾットのスープ仕立て。カリッとしたドライトマトとバジルのリゾット。焼きおにぎりのお茶づけのような食感が郷愁を誘う一品。タイムの効いたスープとルッコラを添えて。
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そしてメインディッシュ。今回はラインヘッセンの白(リースリング)とペアリングで、ハーブソースのチキンソテー。1週間前に作ったら夫がこれを今夜のメインにリクエスト。よっぽど気に入ったらしい。
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鶏のガラと野菜で取ったスープを煮込んだソース。エストラゴンがほのかに香りチャイブスをたっぷりかけていただく。カリッとソテーしたポテトを一緒に。
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デザートはこれも定番、ストロベリー・パブローバ。初めてきちんと使ったオーブン。パブローバはきっちり1時間で焼き上げる。低温で焼いてるので、オーブンの温度がきちんとしてるかよくわかるのでいい。

ドイツの砂糖の細かさもわかる。パブローバは普通のグラニュー糖だとパリッと焼けない。アメリカの砂糖はフードプロセッサーにかけても十分でなく、パリッと感は合格点にならなかったけど、ドイツのお砂糖は二重丸。

新しい場所で、いつものものをいつものように作る。
これって、けっこう難しいんデス。

お話が弾んで弾んで、お帰りは午前様でした。
by suzume-no-oyado | 2016-05-27 01:56 | お料理
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