友人ソレイユさんのブログを覗いたら、ウェルシュ・ケーキの美しい写真が。
ちょっと夏ばて気味の体の「食欲」のスイッチが入った気がした。
イギリスの食事はまずいとされているが、そうでもない。
家庭料理にもたくさん美味しいものがあるし、
デザートに至っては、素朴な美味しいものが。
フレンチやイタリアンのような、美しさには欠けるけど、作り方は簡単だし、
この素朴な味にホッしたりする。
彼らのデザートは、ご飯作りの途中で、チョイチョイっとできるようなものが多いのね。
すっかり里ごころが出た私。
何にしようと、頭に浮かんだのが「クランペット」。
クランペット Crumpets
デザートではない。
パンの一種。
表面にプツプツと穴があいてて、食感が独特。
とにかく、モッチリ、モチモチ。
ディズニー映画の「オリビアの大冒険」にもでてくる。
ストーブの上で焼いたチーズ・クランペットを見るたび、その後食べてた単細胞。
実は自分で作った事は無かった。
だって、何処のスーパーにも美味しいのが売っているから。
食べ方は、トーストしてバターやジャムと言うごく普通にするのもよし。
私のお気に入りは、チーズを載せて、トロッと溶かしていただく。
モッチリとしてるんだけど、周りはカリッとしてて、なんか身体があったまる。
あぁ、やっぱりこれは冬のイメージ。
でも、今食べたい。
作り方はいたって簡単。
小麦粉、ドライイースト、砂糖、塩、ミルクを混ぜて、発酵させる。
後は、セルクルを使って焼くだけ。
市販のものは、底に焼き色があるだけで、表面は穴がプツプツで白っぽい。
でも、ホットプレートで焼いた場合は、少し表面に色をつけたほうがよさそう。
できた、できた。
ホコっと割ってみる。
中に穴ぼこの筋が通ってて、食べたかったクランペットの出来上がり。
バター&ジャムも美味しかったけど、やっぱりチーズが一番かなー。
贅沢を言えば、チーズは断然チェダ―が美味しい。
味がはっきりしているんだもの。
溶かすチーズは、エメンタールが一般的なフランス。
でも、この際、これで良しとしようっと。