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欲しい言葉

只今、トム君滞在中。トム君とは次女のボーイフレンド。今回もイギリスからわざわざ娘に会いに来た。

何処で知り合ったか、といえば、ネットである。そういうと、かなり危ない響きがあるが、今の子にしてみると、いたって普通の事のようである。あ、今の子というより、うちの娘にとってなのかも、、、。

前回の明るいブログを書いた後、夫の心無い一言で簡単にドロドロ状態になった娘。私にしてみれば、どっちもどっちのけんかで、売り言葉に買い言葉。でも、キーワードを言っちゃった夫。

「そんなのしらねーよっ!」と、息巻く夫に、言い含めようったって無理。私は1年近く彼女の「鬱」に付き合って多少のノウハウは会得したつもりだが、初心者の夫が知る由も無い。

キーワードとは。過去を思い出させるような言葉。あと、いじめが多少なりとも彼女のせいのような言葉。

これを言われると、娘はドロドロになる。記憶と共に感情まで呼び起こされるのだと。
明るくはなってきたが、まだまだ紙一重なのね。

とは言え、今回のドロドロも1日で立ち直った。目を見張る早さである。やっぱり明るい兆し。

数日後、「脱ヒッキー宣言」をした娘。

「別にね、したくてヒッキーしてたわけじゃないもの。出かけたくたって、出かける相手がいなかっただけだもん。」と。

今はそうは仰るが、あの頃は、美味しい餌をぶら下げたって、家から出て行く元気が無かったじゃないか。「喉もと過ぎれば、なんとやら」である。

夫といえば、娘とのケンカの後、「俺は絶対謝らないからなっ!」と言っていた。その割には、次の日に娘にちょっかい出していたのは誰でしたっけ?

娘も娘で、自分の言ったことは棚に上げ、夫に言われた事だけ根に持っていた。「ダディーが誤らなければ許さない」とまで言っていたが、これまた、新しい携帯電話で釣られていた。

なんなんだ、君たちはっ!

これまた、昔からそう。夫はどんなに自分が悪くても謝らない。その代わり、悪いと思っている時は、その後の気の使いが可愛いくらい。

今回、果たして娘にそれが伝わったのだろうか?

でも、夫。分かってはいるけど、「ごめん」の一言が欲しい時もあるのよね。
by suzume-no-oyado | 2007-08-22 23:45 | 暮らし
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