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デート イン ルーブル

今回のパリ滞在中、お教室の生徒さん達とランチをご一緒した。約1ヶ月ぶりの再会だったけど、再会というより、通常の月1回のお教室ののりで会っているようだった。

サンジェルマン・デ・プレのビストロ L'EPI DUPIN。
以前から気になるお店だったので、すごく嬉しかった。

日本の雑誌によく載っているので、日本人客が多いらしく、ウェイターは日本語バリバリ。
お料理全部を丁寧に説明してくれる。

「これ、すっごく美味しい。」

彼のきめ台詞。誘導されているような気もしたが、そうはっきり言われるとやっぱり心が動いてしまって、つい「じゃ、それにします。」と言っている自分がなんか、情けない。
催眠術にかかりやすいタイプだろう、絶対。

お料理はソツのないプレゼンとお味。「うっわー!」という驚きこそ無いが、サービスも上々だったし、もう一度行ってもいいかな、と思わせるビストロだった。

時間はあっという間にたってしまい、またお別れとなった。でも、同じヨーロッパ。また、すぐ合える気がして、大きなお別れというより、いつも通りそれぞれの家に帰る感じだった。

食事の時に、パリにもう何年も住んでるのにルーブルもオルセーも行っていない人がいて、と話題に。思わず、「えっ?! 私の事?」と。

お恥ずかしい話だが、5年近くもパリに住んでいたのに、私は何処にも行っていない。ホント、宝の持ち腐れである。

だって、夫も行きたいって言うから、せっかくだから一緒に行こうと思っていたから、こうなっちゃったわけで。この機会を逃したら、それこそ一生行けない気がしたので、パリでの用事が済んでミラノに帰るという夫を説得して、ルーブル行きを決定。

ピラミッドの入り口から中に入り、チケットを買う。夫が館内マップを取ってきて、
いざスタート!

お互いマップを持っているのに、「あれは何処だ?」と私に聞きまくり、という事もなく、

思わず階段で転んだ私を、冷たい視線で振り返り、「この無情者!」と切れた私が「起こしてよっ!」と叫び、その後やっと「大丈夫?」と取ってつけたように言ったなんて事も無く、

自分だけさっさと歩いて行ってしまうことも無く、

「こんな事なら、ひとりで来たって一緒じゃん」と、思う事も無く、

とりあえず、ルーブルでの楽しいひと時を終えた。

次の滞在は、全部ひとりで回ろう。
五木寛之先生も仰っていた、「期待をしてはいけない」と。

そのくらいでちょうどいい。
by suzume-no-oyado | 2007-09-06 17:29 |
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