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明けましておめでとう!

気がつけば、既に年明け3日目。

年明けは、我家では珍しく外で向かえた。何処かと言うと、法王のお膝元ローマである。
おおっ!と思う方がいると思うが、何てこと無い、しこたま食べて飲んだ後、夫婦でベッドで寝っ転がりながら、ホテルの部屋のわびしいくらい小さなテレビを見ながらのカウントダウン。レストランでの外食も悪くは無いが、やはり年越し蕎麦を食べて、シャンパン片手のカウントダウンの方がやっぱり「晴れて年越し」の感がある。

ローマで年越しを思いついたのは、たまたまロンドンから帰って来た長女がたまたまローマに遊びに来ている友人と年越しをしたいと言い出したから。娘の口実に親が乗っかった、と言う所。そうでもなければ、「おうち大好き夫婦」は、なかなか外に出ない。

大晦日の夜は、カジュアルなレストランで食事。ほぼ地元の人たちで埋め尽くされていたので、なんとなく私たちは借りてきた猫状態。

大晦日のコースメニューがスタート。

これでもか、と出てきた前菜とプリモは3種類のパスタ。そしてセコンドはお魚とお肉の両方。量が多いのは予め分かっていたので、少しずつ残しながら食べて、おなかに余裕を持たせていたが、ふたつ目のセコンドのお肉料理が来た時には、臭いだけでご馳走様。でも、まったくの手付かずではシェフに申し訳無いので、味見程度にいただく。

気合を入れて食べていた夫でも、さすがに最後はギブアップ。

もう、匂いをかぐのも嫌っと思ってたところに、とどめのレンズマメとソーセージの煮込みが、、。
皆、泣きだしそうだった。「もう無理」と意思表示をしてみたが、一口だけでも、と薦められる。聞けば、幸運を呼ぶ縁起物らしい。なので、喉元までギッチリ詰まっているお料理を抑えながら、涙目でいただいた。これでこなかったら許さない。「カモン、幸運!」である。

最後にシャンパンとケーキ、コーヒーで、水攻めの刑ならず食い攻めの刑が終了。
美味しかったが辛かった。

食べすぎでよれよれの夫と私はそのままホテルへ。
長女は友人と待ち合わせて、ポポロ広場へ。

ロンドンはトラファルガー広場、パリはコンコルド広場、そしてローマはポポロ広場でたくさんの人が集まって年越しをする。

続きはまた。
by suzume-no-oyado | 2008-01-03 20:08 | 暮らし
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